アニメ「失われた未来を求めて」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
■失われた未来を求めて
http://ushinawareta-mirai.com/■原作ゲームサイト(※ブランドは2012年に活動停止)
http://trumple.jp/top.php
■概要
同名の18禁ゲーム(原作:TRUMPLE/2010年)のアニメ化作品。ジャンルはシリアスSF学園物(みたい)。
■スタッフ
原作:アトリエハイキー
キャラクター原案:深崎暮人・黒谷忍
監督:ホソダナオト
シリーズ構成:川又り絵
シナリオライター 村井さだゆき 郄橋龍也 篠塚智子
キャラクターデザイン:山門郁夫
アニメーション制作:feel.
■キャスト
秋山奏:寺島拓篤
佐々木佳織:高田初美
(他のキャストは後述)
第1話 失われた未来
■あらすじ
冒頭。何かの研究所ぽいところが映る。重苦しい雰囲気。
本編。「秋山奏」(あきやま・そう)は(理由は不明だが)、幼なじみの「佐々木佳織」の家にお世話になっている。佳織はあからさまに奏に好意を抱いていて周囲にもバレバレだが、奏だけは全く気がついていない。奏や佳織の所属する部活「天文学会」は、生徒会長から、来る学園祭までの準備期間中、校内の揉め事を取り締まるように依頼される。奏は学園祭の出し物で巨大プラネタリウムを作ろうと盛り上がっていたが、さらに佳織から告白されて赤面する。ところがその日、佳織は交通事故で死んでしまう。
突然物語は最初の頃に戻る。奏たちは部室で地震に遭遇し、奏が部室の外をチェックしてみると、全裸の少女が倒れていた。
■感想
原作ゲームは未プレイ。漫画版とかも有ったようですが未読。
第一印象ですが、「作画を何とかしろ」に尽きますわ。原作ゲームは有名イラストレイター「深崎暮人」の絵なのですが、アニメは深碕氏の絵の魅力を全くもって反映しておりません。かろうじて「深崎キャラがベースなんだろうなぁ……」とわかる程度。この時点でもう期待度は50パーセント減に。
ストーリーの方も、もう、なんというかね。『幼なじみの家に同居して周囲からうらやましがられる、そこそこハンサムで、しかし他人からの好意には鈍感なキャラが主人公』……、なんという使い古しっぷりか。親友の恋愛を優先して自分の気持ちを隠す第二ヒロインとか、謎めいた先輩とか、騒がしい友人とか、もう何もかもパターン過ぎ。あと、何故天文部が学校内の治安維持を当たり前のように命じられているのか解らん。
ということで立ち上がりはもう一つですが、時間改変物らしいので、そのあたりをどう見せてくれるのかちょっと確認したい。もしかすると、最初はしょぼくても本筋はかなりのものかもしれないし。あと郄橋龍也氏の仕事振りも見てみたいし。ということでもう少し見続けてみます。
★キャスト情報の続き
古川ゆい:友永朱音
支倉愛理:瑞沢渓
華宮凪沙:たみやすともえ
長船・KENNY・英太郎:山口勝平
東八重子:種粼敦美
本城作之進:広瀬正志
深沢花梨:佐藤聡美
佐々木詩織:後藤邑子