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感想:アニメ「キャプテンフューチャー」第9話「破壊王の陰謀」

コロムビア・サウンド・アーカイブス キャプテンフューチャー オリジナル・サウント・トラック-完全盤-

東映チャンネル | キャプテンフューチャー http://www.toeich.jp/program/1T0000010881/201705
放送 CS放送東映チャンネル。全52話。1978年~1979年作品。

【※以下ネタバレ】
 

第9話  破壊王(レッカー)の陰謀 (「挑戦! 嵐の海底都市」より)

 

あらすじ

 「破壊王」(レッカー)という悪漢の一味が、宇宙各地にある「グラヴィウム」の鉱山を襲撃し、三か所を完全に破壊してしまった。さらに、破壊王の別動隊は、月のキャプテンフューチャーの基地に侵入し、フューチャーを拉致してしまう。

 グラヴィウムとは、宇宙原子番号SN13金属で、その放射能は重力をコントロールできるため、宇宙旅行の必需品「重力コントローラー」に欠かせない金属だった。しかし極めて希少で宇宙で鉱山は五か所しかない。そのため、グラヴィウムの不足から宇宙各地でパニックが起こりつつあった。

 直後、太陽系政府主席カシューの元に破壊王から連絡が入り、自分に権力を渡せと要求してきた。しかも破壊王はフューチャーを拉致したことを明かし、頼れる者はいないとあざ笑う。しかしカシューは敢然と破壊王の要求を拒否した。

 一方、拉致されたフューチャーは自力で破壊王の宇宙船から逃走し、後を追ってきたジョーンたちに救出された。フューチャーはすぐさま五か所のグラヴィウム鉱山の社長

狼座γ(ガンマー)星鉱山(破壊) 社長クアルス・クル
鷲座μ(ミュー)星鉱山(破壊) 社長オルル・リブド
蛇座σ(シグマー)星鉱山(破壊) 社長カーク・エル
さそり座λ(ラムダ)星鉱山 社長スバロ
ベーム星鉱山 社長ジュリアス・ガン

たちを呼び集め話を聞くが、各人が互いに別の人間が破壊王だと非難しあうだけだった。やがてベーム星鉱山でも事故が発生し、またカーク・エルは破壊王の一味に襲撃され殺されてしまう。フューチャーは唯一何も起きていないラムダ星に向かい、あからさまにスバロに疑いを向けるが、スバロは否定するのみだった。果たして破壊王の正体は誰なのか? 続く。


感想

 新章スタートですが、いきなり面白くない……、シナリオが辻真先先生ではないからでしょうか(担当の金子武郎氏は、実写畑の人でアニメの脚本はキャプテンフューチャーしかない……)。まあ、鉱山の地名五か所に社長キャラが五人も登場して、それだけで理解するのに一苦労ですが、さらに話にキレがなくフューチャーが誘拐されたというのに大して緊迫感も無いし……

 ところで、破壊王は「フューチャーを自分のところに連れてきてから処刑してやる」などと無駄な手間をかけずに、月でフューチャーを殺させれば良かったのに。悪党はこういう余計なことをしているから、必ず最後に逆転負けしてしまうんですよね……

 破壊王の声はタイムボカンシリーズ他でお馴染みの八奈見乗児氏。シリアス声ではなく、どちらかというと小悪党風の声で演じているので、破壊王の小物臭がたまりません。宇宙帝王とはえらい違いです。あと、ナレーションで「破壊王の正体は誰だ?」と煽っていますが、登場人物の声を聴けば「こいつが破壊王の中身じゃん」と丸わかりです。


 さて、今回サイモン教授を見るたびになんか変だなぁと思っていたのですが、よくよく見ると耳というか、円盤の左右についているはずの丸い物が今回は付いていない……、古い設定資料でも使ってしまったのか作画ミスなのか知りませんが、とにかくすごい違和感でした。

キャプテンフューチャー」の他のエピソードのあらすじ・感想は、以下からどうぞ

アニメ「キャプテンフューチャー」あらすじ・感想まとめ


挑戦! 嵐の海底都市/脅威! 不死密売団 <キャプテン・フューチャー全集2> (創元SF文庫)