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感想:アニメ「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」第6話「消えない過去、消えていく未来」


TVアニメ『終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?』OPテーマ「DEAREST DROP」(アニメジャケット盤)

TVアニメ「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」公式サイト http://sukasuka-anime.com/
放送 AT-XAT-Xが最速放送)。全12話。

【※以下ネタバレ】
 

第6話 消えない過去、消えていく未来 (2017年5月17日(火)放送)(最速放送)

 

あらすじ

 ヴィレムは「大賢者」という老人と引き合わされるが、この男こそ500年前にヴィレムとパーティーを組んでいた弟分のスウォン・カンデルだった。スウォンは500年前の戦いで致命傷を負ったが、自分に呪いをかけることで事実上の不老不死になっていた。またヴィレムは、自分たちが戦った魔王(?)イーボンキャンドルが生きていて、スウォンと手を組んでいることを知る。

 スウォンによれば、500年前、武装宗教団体が開発していた兵器「十七種の獣」が暴走、スウォンとイーボンキャンドルは避難先として、大地を空に浮かべて「浮遊大陸群」(シグル・エレ)を作ったのだという。しかし獣に対抗するためのダグ・ウェポン(=聖剣)を使えるものが居なかったので、妖精たちを兵士として生産し戦わせていたのだった。

 スウォンは、聖剣を調整できるヴィレムが居れば、防戦一方から転じて地上奪回の目途も立つと言い、協力を求める。しかしヴィレムは妖精を使い捨て兵器とみなすスウォンに反発して去ってしまう。

 一方、妖精倉庫に戻ったクトリは幻覚や幻聴めいたものに悩まされていた。それは前世の記憶が戻ってきているためで、ヴィレムが戻った時にはもうクトリは手遅れ状態だった。ヴィレムとナイグラートが悲嘆に暮れていると、突然クトリが目覚めたため、ヴィレムは感激する。


■脚本:望月真里子 ■絵コンテ:和田純一・池下博紀 ■演出:池下博紀 ■作画監督:山田英子・山田真也・太田彬彦


感想

 世界観がやっと解ってきた。今までは

・500年前、勇者のヴィレム一行は「十七種の獣」と戦っていたが、結局負けて全滅した。そのあと獣は人類を滅ぼした
・一方、空の上には人間以外の異種族がすむ別世界があって、そっちはさしあたり無事だった。
・しかし最近獣が飛んできて島を攻撃するので、防戦の必要が出てきた

みたいに思っていたのですが、ヴィレムたちが戦っていたのはそもそも獣じゃなかったのね。イーボンキャンドルはせいぜい大魔王とかいうところか……、意図的にごまかしていたのか、単に説明不足か、はたまた私の理解力が足りないだけなのか。大体ヴィレムって目覚めた後、今まで「獣って何なの?」とか調べたことなかったのか?


 最後のクトリの復活も、難病物の奇跡の回復みたいに泣けるシーンのはずなのに、そもそも「前世の浸食」とは何なのか説明されないので「もう手遅れで助かりません」という事だと気が付かず、さっぱり感動の再会にならなかった……、原作がこの程度なのか、アニメの作りが悪いのか、どうにもシャキッとしない作品です。
 
 
終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? (角川スニーカー文庫)