感想:アニメ「クジラの子らは砂上に歌う」第5話「逃げるのはイヤだ」

TVアニメ『クジラの子らは砂上に歌う』OP主題歌「その未来へ」

TVアニメ「クジラの子らは砂上に歌う」公式サイト  http://kujisuna-anime.com/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】
 

第5話 『第五節 逃げるのはイヤだ』

 

あらすじ

 チャクロたちが泥クジラの地下で見たのは「ヌース・ファレナ」だった。ヌースは泥クジラのような船の心臓部に当たり、ヌースが死ねば船も沈む。長老会はヌース・ファレナを殺す事で泥クジラを住民ごと自沈させ集団自決を計画していた。

 やがて長老たちに率いられた自警団が現れ、ヌース・ファレナに矢を射かけるが、それを止めようとしたリコスを傷つけたことにたじろぎ、さらにチャクロがこのまま死ぬのは嫌だと訴えたことで、長老会もヌースを殺す事をやめる。

 新首長となったスオウには、死んだタイシャの側近たちがサポート役として付くことになった。スオウたちはリコスから、今まで知らなかった世界の状況について知らされる。

 泥クジラを襲撃したのは、「帝国」の軍勢であり、帝国はかつて泥クジラの住民の先祖が所属していた国だった。だが先祖たちは感情を失うことを拒否し、泥クジラで砂の海に追放されたのだった。そしてヌース・ファレナは他のヌースと違い人の感情を食べない特殊なヌースだった。

 帝国には泥クジラを襲撃した戦艦「ヌース・スキロス」を含めて8隻の戦艦を所有し、それぞれの船にヌースが存在していた。先に泥クジラを襲撃したスキロスが、まずリコスの船「ヌース・リコス」を回収したのは、船の中にいたヌース・リコスを取り戻すためだった。

 帝国には敵国が存在し、リコスの船を襲撃したのもそんな国の勢力だった。帝国は敵国に泥クジラ=ファレナの存在を知られ利用されることを防ぐため、船を破壊し住民を皆殺しにすることを決定したのだった。

 チャクロたちは今までまるで知らなかった外の世界の情報に圧倒される。しかし同時に、帝国に敵対する国家ならば、「敵の敵は味方」の論理で自分たちを受け入れてもらえるのではないかという希望を抱く。スオウは住民たちを集め、帝国の再襲撃が4日後に迫っていることを明かす。そして生き延びるため、苦渋の決断で「印」たちに、帝国と戦ってほしいと頼む。意外にもオウニがその要請に応え、人々に戦いを呼び掛ける。


脚本:横手美智子/絵コンテ:佐山聖子/演出:森 義博/総作画監督飯塚晴子総作画監督補佐:木本茂樹、松元美季、萩原弘光/作画監督山内則康、猿渡聖加、茂木眞一


感想

 ヌース・ファレナは感情は食べないけれど別のものを食っているという暗い真実が有るわけですが、まあそれはおいおい明かされていくでしょう。

 チャクロのみんなへの説教(?)シーンとか、漫画と同じことを話していても、声優の声が付くとインパクトがまるで違います。実にイイよね。
 
 
TVアニメ『クジラの子らは砂上に歌う』ED主題歌「ハシタイロ」
クジラの子らは砂上に歌う 1 (ボニータコミックス)
 
 

【ゲームブック】二見書房ゲームブック「タイムマシン・アドベンチャー」シリーズのファンがいらっしゃった

ムサシの剣 (サラ・ブックス―タイムマシン・アドベンチャー)

 先日二見書房のゲームブックの話題を書いたのですが
 ↓
perry-r.hatenablog.com

ゲームブック】二見書房にこんなゲームブックが有ったなんて……「タイムマシン・アドベンチャー・シリーズ」
http://perry-r.hatenablog.com/entry/2017/11/05/221207

 
 
 この度、このシリーズの作品「恐竜探検」「海賊の秘宝」のファンというか思い出を書かれている方のブログを発見して、つい読みふけってしまいました。
 
 
www.tandem-style.com

恐竜探検 | 斎藤直人の楽屋裏ブログ
2013 年 10 月 18 日
http://www.tandem-style.com/saito/sonota/7366/
とにかくこの本を、ボクはすり切れるほど
何度も読んでました。一度クリアした後も、
他のルートにはどんなことが書いてあるのか、
すべてのルートをたどったと思います。
それが終わった後も、
ときどき本を引っ張りだしては
「タイムトラベルに出かけて」いました。

ある意味、あんなに興奮して本を読んだ経験は
他にないんじゃないかなぁ。

 
 
www.tandem-style.com

海賊の秘宝 | 斎藤直人の楽屋裏ブログ
2013 年 10 月 19 日
http://www.tandem-style.com/saito/sonota/7372/
当時は「ゲームブック」というのがけっこう流行っていて、
ファミコンのゲームをブック化したものとかもあったのですが、
ボクはそういったモノよりも断然、
『恐竜探検』とか『海賊の秘宝』の方が好きでした。

先日も書きましたが、挿絵がもう、
大人向けの小説と同等でした。
そして、設定もしっかりしていました。

 
 この方は別にゲームブックブログの運営者という訳ではなくて、子供の頃の思い出を書いているだけなのですが、なのにこの人の感想を読むと(子供向けゲームブックらしいのに)凄く面白そうで、俄然本が欲しくなってきましたよ!
 
 

シリーズ三部作

恐竜探検―アドベンチャー・ゲーム (サラ・ブックス―タイムマシン・アドベンチャー)

恐竜探検―アドベンチャー・ゲーム (サラ・ブックス―タイムマシン・アドベンチャー)

ムサシの剣 (サラ・ブックス―タイムマシン・アドベンチャー)

ムサシの剣 (サラ・ブックス―タイムマシン・アドベンチャー)

 
 
 

感想:海外ドラマ「スパイ大作戦」第114話(シーズン5 第10話)「傷だらけの逃走」

スパイ大作戦 シーズン5<トク選BOX> [DVD]

スパイ大作戦BSジャパン http://www.bs-j.co.jp/missionimpossible/
スパイ大作戦 パラマウント http://paramount.nbcuni.co.jp/spy-daisakusen/
放送 BSジャパン

【※以下ネタバレ】
 
シーズン5(105~127話)の他のエピソードのあらすじ・感想は以下のリンクからどうぞ

海外ドラマ「スパイ大作戦 シーズン5」あらすじ・感想まとめ

 

第114話 傷だらけの逃走 Hunted (シーズン5 第10話)

 

あらすじ

黒人解放運動のリーダー救出中に足を撃たれ、チームから1人取り残されたバーニー(グレッグ・モリス)。耳の不自由な女性にかくまわれ、黒人街に身を隠す。バーニーを助けるため、パリス(レナード・ニモイ)が足にけがを負った逃走犯を装い、身を張っておとりとなる。

※DVD版のタイトルは「スパイ狩り」


【今回の指令】
 アフリカの東ビクトリア政府(government of African East Victoria)は、過去10年、人種差別に反対する黒人運動のリーダーのフレドリック・コールダー博士(Dr. Frederick Koldah)を強制収容所に監禁してきた。博士は現在重病となり、首都の病院に移されたものの、治療を受けることも無く政府の尋問を受けている状態である。IMFは新政府の樹立のため、コールダー博士を救出しなくてはならない。


【作戦参加メンバー】
 レギュラー:フェルプス、パリス、ダナ、バーニー、ダグ
 ゲスト:ヘリのパイロット


【作戦の舞台】
 アフリカ・東ビクトリア


【作戦】
 IMFは東ビクトリアの病院に監禁されているコールダー博士を連れ出すものの、その際、メンバーの一人の白人男性が足を撃たれてしまう。フェルプスは博士救出を優先するため、仕方なく仲間を置いて行くことを決断する。撃たれた男はある店に転がり込んで失神するが、実は顔はマスクによる変装で、中身はバーニーだった。

 フェルプスはコールダー博士を救助ヘリに乗せ、国外に連れだすように託し、自分たちはバーニー救出のため戻ることにする。IMFは監視用レーダーをあと10時間は使えないようにしているので、フェルプスはヘリのパイロットに午後6時に戻ってきてくれと頼む。

 バーニーは耳と口の不自由な女性マリアンナに匿われていた。マリアンナの父はかつてコールダー博士と共に活動していたが、現在の秘密警察長官に射殺されていたため、バーニーを助けたのだった。バーニーはマリアンナの耳と口は精神的ショックのせいだと考え、アメリカならば医者に治してもらえるという。

 パリスは警察の目をバーニーからそらすため、自分が足を撃たれた男のふりをしてあちこちに出没する。一方、フェルプスとダグは警官に変装し、警察の情報を利用してバーニーを探すが手掛かりが得られない。

 IMFは作戦でトラブルが有った際には郊外の倉庫で落ち合う事を取り決めていた。バーニーはマリアンナにその倉庫に行ってもらうが、マリアンナは警官に声をかけられ慌てて逃げ出す。しかし倉庫で待っていたダナはその様子を見ており、さらにフェルプスはその女性が耳が不自由だったという話を聞き、捜索中に出会った女性だと気が付く。フェルプスたちはマリアンナの家に急行し、バーニーと再会して、マリアンナも連れて逃げ出す。

 一方パリスは囮となって逃げまわっていたが、本当に怪我を負わされてしまい、動けなくなってしまう。さらにフェルプスたちが偽警官という事がばれてしまい、警察に追跡される。しかしフェルプスたちは飛んできたヘリに乗りこみ、さらにパリスを拾い上げて無事逃走する。


監督: テリー・ベッカー
脚本: ヘレン・ホブロック・トンプソン


感想

 評価は△。

 IMFの作戦よりバーニーのラブロマンスの方に主題が置かれていた話だったため、評価は低め。


 第五シーズンの例にもれず、今回もIMFの作戦が予想外のアクシデントで上手くいかず、IMFメンバーが収拾のためバタバタするという話で、かつて完璧にミッションをこなしていたIMFはどこに行ってしまったのか、と嘆きたくなるような話であった。

 BSジャパン版のサブタイトル「傷だらけの逃走」は、最初はバーニーの状況を表しているのかと思ったのだが、パリスの方も囮活動中に肋骨を怪我してしまい、半死半生で荒地を逃げ回る羽目になったので、二人の事を同時に表しているのであろう。

 今回バーニーはお世話になったマリアンヌをアメリカに連れて行くと言い、フェルプスも特に反対もせずに了承する。実はバーニーは第102話(シーズン4 第24話)「死の監房」でも知り合った女性をアメリカに連れて行っているのだが、彼女たちについて、ちゃんとその後もフォローしてあげているのだろうかと、実に気になった。

 今回のサブタイトルの原題「Hunted」とは「狩り立てる」の意味。

参考:今回の指令の入手方法

 フェルプスが車でやってきて、公園の側に停車しているキャンピングカーの側で停める。フェルプスはキャンピングカーのドアの鍵を開けて中に入り、引き出しから大きめの封筒とオープンリール式テープレコーダーを取り出す。フェルプスはテープを再生して指令を聞きつつ、封筒の中の写真を確認する。指令は最後に「なお、このテープは自動的に消滅する」といい、テープから煙が吹き上がる。

参考:指令内容

 おはよう、フェルプス君。アフリカの東ビクトリア政府は、ここ十年来、フレドリック・コールダー博士を強制収容所に監禁してきたが、この人種差別に反対する黒人運動のリーダーであり、かつまたアフリカにおける自由の象徴でもあるコールダー博士は、目下重い病の床にあった。このため博士は首都の病院に移されたが、しかしそこでもほとんど治療らしい治療を受けていないばかりか、白人政府の苛烈な尋問に喘いでいる。

 そこで君の使命だが、国外において再び同志を糾合し、新政府を樹立できるよう、このコールダー博士を救出することにある。例によって、君もしくは君のメンバーが捕らえられ、あるいは殺されても、当局は一切関知しないからそのつもりで。なお、このテープは自動的に消滅する。成功を祈る。
 
 

シーズン5(105~127話)の他のエピソードのあらすじ・感想は以下のリンクからどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 
 

感想:海外ドラマ「スパイ大作戦」第113話(シーズン5 第9話)「強欲オヤジのしくじり」

スパイ大作戦 シーズン5<トク選BOX> [DVD]

スパイ大作戦BSジャパン http://www.bs-j.co.jp/missionimpossible/
スパイ大作戦 パラマウント http://paramount.nbcuni.co.jp/spy-daisakusen/
放送 BSジャパン

【※以下ネタバレ】
 
シーズン5(105~127話)の他のエピソードのあらすじ・感想は以下のリンクからどうぞ

海外ドラマ「スパイ大作戦 シーズン5」あらすじ・感想まとめ

 

第113話 強欲オヤジのしくじり The Amateur (シーズン5 第9話)

 

あらすじ

敵国から奪ったロケット・レーザーの部品を運ぶため、バーに潜入していたダナ(レスリー・アン・ウォーレン)。しかしオーナーに気づかれてしまう。国外脱出の時間が迫る中、盗まれた部品を取り戻し無事国外に脱出できるか。


敵国から奪ったロケット・レーザーの部品を運ぶため、バーに潜入していたダナ(レスリー・アン・ウォーレン)。しかしバーのオーナーにスパイだと気づかれてしまう。国外脱出の時間が迫る中、盗まれた部品をオーナーから取り戻すことは出来るのか!?

※DVD版のタイトルは「素人スパイ」


【今回の指令】
 無し


【作戦参加メンバー】
 レギュラー:フェルプス、パリス、ダナ、バーニー、ダグ
 ゲスト:無し


【作戦の舞台】
 東ヨーロッパの某国


【作戦】
 IMFは東ヨーロッパの某国でロケットの特殊装置を入手する作戦を実行中で、ダナはエリックという男が経営する酒場で働いていた。そしてIMFは現地のスパイ・マックスの協力で特殊装置を手に入れたが、マックスは秘密警察に尾行されていた。マックスは射殺されるものの、IMFはなんとか逃走に成功した。IMFは装置を五つに分割し、メンバーがそれぞれ一個ずつ隠し持って空港のある町に移動することにした。

 同じころ、秘密警察は装置を取り戻すため、マックスが接触した人物をしらみつぶしに調べ始めていた。秘密警察はマックスがエリックの店に客として来たことを突き止めるが、エリックはマックスがダナと話していたことは隠しておく。秘密警察はエリックが怪しいと思い、監視を始めた。

 一方エリックは、ダナが装置を盗んだスパイの一味だと見当をつけ、ダナの私物をあさっているうち、偶然ダナの持っていた特殊装置を見つけてくすねてしまう。エリックはダナたちに装置を買い取らせて大金をつかもうと考える。エリックの女であるクララは、スパイのまねごとを止めるようにいさめ、秘密警察に連絡しようとするが、エリックに射殺されてしまう。エリックはクララの死体を運び出すが、その様は秘密警察にしっかり見られていた。

 IMFは空港のある町に集合するが、ダナは装置が無いことに気が付きエリックの仕業だと直感する。フェルプスはもう取りに戻る時間も無いので、エリックに持ってこさせることを計画する。ダナはエリックに電話し、曖昧な言葉で空港で取引しようと提案し、エリックは喜び勇んで装置を持って空港に向かう。しかしエリックの行動を見張っていた秘密警察も、すぐさま空港に包囲網を敷く。

 パリスは空港で変装してエリックに会い、金を渡して代わりに装置を手に入れる。続いて外務次官のふりをして空港長に電話し、ある指示を与える。エリックは秘密警察に捕まり、渡された金が偽札だと知らされて愕然とする。

 一方、IMFメンバーはロンドンから到着したばかりの飛行機から降りたイギリスのテレビ関係者のふりをして入国しようとする。そこに空港長が現れ、祖国を侮辱する番組を作るような人間は入国を許可できない、と言って今来た飛行機で即座にロンドンに帰れと命じる。IMFメンバーは渋々のふりをして飛行機に乗りこむ。そして秘密警察やエリックが気が付かないまま、飛行機で飛び立っていくシーンで〆。


監督: ポール・クラズニー
脚本: エド・アダムソン


感想

 評価は△。

 もはやテープによる指令も綿密なミッションも何もないアクションドラマで、流し見する程度で丁度良いレベルの内容だった。

 序盤にいきなりIMFの協力者が射殺されたり、フェルプスとバーニーが銃を振り回して秘密警察の車を撃ちまくったりするシーンが有ったり、と、もうこの第5シーズンはスパイ大作戦も単なる「派手なアクションのスパイドラマ」と化しており、最初からなんとも複雑な気分にさせられた。

 さらにそれ以降は、IMFメンバーの活動は殆ど描かれず、「素人スパイ」のエリックがほぼ主役となってしまい、何か別の番組を見ている様であった。エリックがこそこそダナの身の回りを嗅ぎまわったり、ダナから盗んだ装置を売って大金を手に入れようと夢想したり、自分をいさめて秘密警察に連絡しようとしたクララを射殺したり、と、もはや単発のサスペンスドラマを見ているような雰囲気で、この辺りはもう至極退屈であった。

 最後も、エリックが装置を売って大金を手に入れたと大喜びした途端に秘密警察に捕まり、手に入れた大金は実は偽札だと解り、さらに「クララが主犯で自分は言いなりになっただけ。クララはどこにいるかは知らない」といい逃れようとするが、秘密警察から「クララの居場所なら知っている」といわれて顔をこわばらせるシーンとか、やはりこれはスパイ大作戦以外の何か別のドラマだった。

 しかしまあ、終盤になって、意外にもかつてのスパイ大作戦テイストを感じさせてくれたのは、ちょっと楽しかった。パリスが外務次官のふりをして空港長に「イギリスから来たテレビ関係者を入国させるな」と指示しておき、続いてIMFメンバーがそのテレビ関係者のふりをして、国外退去させられたふりをして堂々と国を出ていく、という展開がなんとも巧妙で、それまでの話がとにかくつまらなかったので、その反動でやたら痛快だった。

 今回のサブタイトルの原題「The Amateur」とは、もちろん素人スパイのエリックの事を指している。

参考:今回の指令の入手方法

 無し

参考:指令内容

 無し
 
 

シーズン5(105~127話)の他のエピソードのあらすじ・感想は以下のリンクからどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 
 

【ゲームブック】二見書房にこんなゲームブックが有ったなんて……「タイムマシン・アドベンチャー・シリーズ」

恐竜探険―最新データでよみがえる恐竜 (探検シリーズ)
ゲームブックとは関係ありません
 
 先日ヤフオクTRPGカテゴリーで出物をチェックしていました。このカテゴリーはTRPGの他に無造作にゲームブックも放り込まれているので、ちょっとチェックし甲斐が有るんですよね。

 すると、ふと目に留まったタイトルが……、恐竜が横顔の表紙絵に「恐竜探検」なる聞いたことも無いタイトル……、え、二見書房? 二見書房のゲームブックにこんな本が有ったの?


二見書房のゲームブック

 二見書房のゲームブックと言えば、あまりにも有名ななのがJHブレナンのドラゴンファンタジーシリーズ(のちに創土社から「グレイルクエスト」シリーズとして復刻された)。

 これとか
 ↓

暗黒城の魔術師 (サラ・ブックス―ドラゴン・ファンタジー (387)) 新書 1985/6
https://www.amazon.co.jp/dp/457685044X

 
 
 しかしブレナン作品があまりに有名なおかげで、逆に他のゲームブックが出ていたことは殆ど忘れ去られていますよね(※あくまで個人の感想です。異論は認める)。しかし探してみると色々あるんですよねぇ。

 まあ「タイガー暗殺拳」あたりは変過ぎて逆に奇書として有名かもしれませんけど。
 ↓

タイガー暗殺拳 (サラ・ブックス (445))

タイガー暗殺拳 (サラ・ブックス (445))

  • 作者: ジャミー・トムスン,マーク・スミス,田村源二
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 1986/06
  • メディア: 新書
  • 購入: 1人
  • この商品を含むブログを見る

タイガー暗殺拳 (サラ・ブックス (445)) 新書 1986/6
https://www.amazon.co.jp/dp/4576860933

 
 

タイムマシン・アドベンチャー・シリーズ

 ということで、二見書房からはこんなシリーズが出ていたそうです。どれもタイムマシンに乗って過去に向かい色々冒険するという物らしい。ほほう、時間旅行ネタはいつの世も冒険の定番ですよね。
 

恐竜探検―アドベンチャー・ゲーム (サラ・ブックス―タイムマシン・アドベンチャー) 新書 1985/4
https://www.amazon.co.jp/dp/4576850210
タイムマシンを操作して──
1億5000万年前の太古へ旅立ち
きみは恐竜時代へタイム・トラベルして、与えられた使命を遂行できるか!?
それとも、時の流れのなかをあてどもなくさまようことになるか……

 

海賊の秘宝―アドベンチャー・ゲーム (サラ・ブックス―タイムマシン・アドベンチャー) 新書 1985/4
https://www.amazon.co.jp/dp/457685027X
タイムマシンを操作して、17世紀のカリブ海へ旅立て!
きみは海賊船の時代にタイム・トラベル!
果たして与えられた使命を達成することができるか!?
それとも時の流れのなかをさまようことになるか……?

 

ムサシの剣 (サラ・ブックス―タイムマシン・アドベンチャー) 新書 1985/5
https://www.amazon.co.jp/dp/4576850334
三百五十年前のニッポンへ旅立て!
きみは日本の江戸時代にタイム・トラベル。
ミヤモト・ムサシに会って、与えられた使命を果たせるか!?
それとも時の流れのなかを永遠にさまようか……?

 なんか三冊目だけがヘンなノリですが(笑)、1・2冊目はなんか面白そうじゃない? ちょっと気になってきたな。値段がお手頃なら購入したいタイトルです。
 
 

恐竜探検―アドベンチャー・ゲーム (サラ・ブックス―タイムマシン・アドベンチャー)

恐竜探検―アドベンチャー・ゲーム (サラ・ブックス―タイムマシン・アドベンチャー)

ムサシの剣 (サラ・ブックス―タイムマシン・アドベンチャー)

ムサシの剣 (サラ・ブックス―タイムマシン・アドベンチャー)

 
 

感想:アニメ「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY〈前編〉」

機動戦士ガンダム サンダーボルト / MOBILE SUIT GUNDAM THUNDERBOLT: DECEMBER SKY

機動戦士ガンダム サンダーボルト』 http://gundam-tb.net/
放送 BS11。2017年11月4日(土)

【※以下ネタバレ】
 

https://mantan-web.jp/article/20171013dog00m200007000c.html
機動戦士ガンダム サンダーボルト」は、「MOONLIGHT MILE」などで知られる太田垣康男さんのマンガで、「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で12年から連載中。「機動戦士ガンダム」で描かれた一年戦争を舞台に、戦争によって破壊されたスペースコロニーや戦艦の残骸が大量に舞うサンダーボルト宙域の奪還を目指す地球連邦軍ジオン公国の戦いが描かれている。「DECEMBER SKY」はアニメ第1シーズン全4話に新規シーンを追加し、劇場上映、有料配信された。

 

あらすじ

 一年戦争末期。サイド4の残骸が漂う宙域で、連邦軍の「ムーア同胞団」と、ジオン軍の特殊部隊「リビング・デッド師団」が激戦を繰り広げていた。同胞団のイオ・フレミングは、最新型MSフルアーマー・ガンダムに乗りこみ、ジオン軍を蹴散らしていく。

 リビング・デッド師団ダリル・ローレンツは、フルアーマー・ガンダムに対抗するため、まだ研究中の機体であるサイコ・ザクを与えられて出撃する。

感想

 評価はまあ○。

 30分4本組のうち、今回は2本を放送。

 原作漫画は一応読んでいるものの、ペースが遅いうえにちょくちょく休載するので、正直話が何が何だかよく解らなくて、アニメで一気見してようやく概要がつかめた次第(カーラがダリルの無事な右手まで切り取るという超エグイ展開はきっちり覚えてましたけど)


 まあ悪くは無いんじゃないですかね。あと、イオが乗っていたのはフルアーマー・ガンダムだったのか……、今回初めて知ったよ。
 
 

スタッフ
原作 矢立肇富野由悠季(「機動戦士ガンダム」より)
漫画原作・デザイン 太田垣康男
監督・脚本 松尾衡
アニメーションキャラクターデザイン 高谷浩利
モビルスーツ原案 大河原邦男
アニメーションメカニカルデザイン 仲盛文、中谷誠一、カトキハジメ
美術監督 中村豪希
色彩設計 すずきたかこ
CGディレクター 藤江智洋
モニターデザイン 青木隆
撮影監督 脇顯太朗
編集 今井大介
音楽 菊地成孔
音響監督 木村絵理子
音響効果 西村睦弘
制作 サンライズ



キャスト
イオ・フレミング 中村悠一
ダリル・ローレンツ 木村良平
クローディア・ペール 行成とあ
カーラ・ミッチャム 大原さやか
コーネリアス・カカ 平川大輔
グラハム 咲野俊介
バロウズ 佐々木睦
J・J・セクストン 土田大

 
機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY (メーカー特典なし) [Blu-ray]
 

感想:アニメ「Dies irae(ディエス・イレ)」第4話「悪夢の終わりは始まり」

Dies irae ~Amantes amentes~ 初回版

TVアニメ「Dies irae(ディエス・イレ)」公式サイト http://diesirae-anime.com/
ゲームのポータルサイト http://www.light.gr.jp/light/products/dies_portal/
放送 BS11。全12話。

【※以下ネタバレ】
 

第4話 『第3話 悪夢の終わりは始まり』

 

あらすじ

 蓮は転入してきたルサルカを呼び出し目的を問い詰めるが、逆にこんな学校は一瞬で破壊できると脅されただけだった。また蓮と同様に香純の様子もおかしくなりはじめる。

 やがて蓮は夜の公園でふと気が付くが、またしても死体に出くわし、さらに犯人が香純だと知る。蓮は暴走する香純を取り押さえて家に連れ帰る。

 一方、トリファ神父はスワスチカの一つが開いたとかなんとか喜んでいた。


■脚本:正田 崇
■絵コンテ:鎌仲史陽
■演出:鎌仲史陽
作画監督:松本文男/小倉恭平


感想

 ほほう、この暗い展開、まさにFate/stay nightリスペクトというか影響受けまくりというかの世界ですなぁ。
 
 
TVアニメ「Dies irae」オープニングテーマ 「Kadenz/Fanatiker」 / 榊原ゆい
Dies irae -Also sprach Zarathustra- 初回版
Dies irae/ディエス・イレ/Gユウスケ ソフマップ特典テレカ
 
 

感想:アニメ「宝石の国」第5話「帰還」

CGWORLD (シージーワールド) 2017年 11月号 vol.231 (特集:UnityとUE4、ノンゲームにおける活用動向、TVアニメ『宝石の国』)

TVアニメ『宝石の国』公式サイト http://land-of-the-lustrous.com/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】
 

第5話 帰還 (2017年11月4日(土)放送)

 

あらすじ

 フォスは月人に捕らわれるが、月人はウェントリコスス(元ナメクジ)に、さらに宝石を連れてくるように要求する。月人はウェントリコススの弟アクレアツス(三瓶由布子)を人質に要求を押し通そうとするが、アクレアツスが大暴れして月人を全滅させてしまった。

 アクレアツスはフォスを手土産に改めて月人と交渉し、月に捕らわれている仲間を取り戻そうと考えるが、ウェントリコススがそれを押しとどめた。

 地上ではフォスの失踪が明らかになり、さらに海に向かったことが確定したため、仲間たちが必死で捜索を行っていた。シンシャはそれに加わらずに遠目に見ているだけだったが、浜辺で置き去りにされていたフォスと出会い、こっそり連れて帰る。

 やがて仲間に発見されたフォスだったが、両足を失ってしまっていた。医師のルチルはフォスと一緒に発見された貝殻的な物でフォスの足を作り直すことにした。フォスは最初は歩くこともままならなかったが、突然何かに目覚め信じられない速さで走れるようになった。


■脚本:ふでやすかずゆき
■絵コンテ/演出:京極尚彦
■CGディレクター:茂木邦夫


感想

 おや意外な展開に……、月人が喋ってくれないので何がどうなったのかイマイチ不明ですが、人質に大暴れされて全滅させられるとか、月人は意外と頭が悪そう……

 今回でフォスが突然韋駄天戦士に進化した、という認識でよろしいのでしょうか。
 
 
宝石の国(1) (アフタヌーンKC)