感想:アニメ「かんなぎ」第1話(新番組)


 アニメ「かんなぎ」の感想です。

■公式サイト
http://www.nagisama-fc.com/anime/

第1話(新番組) 『第一幕 神籬(ひもろぎ)の娘』


■あらすじ

 主人公「御厨仁」(みくりや・じん)(声:下野紘)は、自宅で木彫りの精霊像を完成させるが、像は地面に置いた途端女の子に変ってしまう。女の子は自分を「産土神(うぶすながみ)」の「ナギ」(声:戸松遥)と名乗る。しかし、自称・神様のナギが居た神社は区画整理のため取り潰され、ご神木も切り倒され、そのかけらが精霊像となっていた。ナギは「神木が切り倒されたことで『ケガレ』が人を襲う」と脅すが、そもそも自分はケガレをまともに払う力が無く、さらに行くところすら無かった。一人暮らしをしていた仁は仕方なくナギを自宅に住ませることにした。


■感想

 「コミックREX」誌の人気連載「かんなぎ」がアニメ化され、原作は結構好きなので早速チェックしてみました。

 絵はまずまず似ています。漫画版とはちょっとだけイメージが違いますが、十分及第点です。

 声も十分合格。戸松遥さんは「絶対可憐チルドレン」の紫穂役で馴染みが深いのですが、「ナギ」のノリはそれとは違うなぁ、でもどこかで聞いたことが有るなぁ、と思ったらズバリ「神曲奏界ポリフォニカ」のコーティにそっくりでした。まあまあの配役でしょう。

 お話は・・・、あー、悪くも無いですが大して良くも無いです。「脚本:倉田英之氏」で日常物という事で「かみちゅ」みたいに肌に合わないのではないか、と危惧していましたが、なんとなく当たりました。まあ、原作もこんな感じではありますが、なんというか原作の面白いと感じるエキスの部分が結構抜け落ちてしまった、というイメージです。不満を感じるほどでも有りませんが、「アニメになって良かった!」という感激も無いですね。

 まあ、今後もチェックはしますが、アニメ版は「淡々と見つづける」事になるのではないかと思われます。評価は(5点満点の)3点、ということで。