感想：小説「インペリウム＝アルファからの脱出」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 353巻）

　小説「インペリウム＝アルファからの脱出」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 353巻）の感想です。

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■データ（公式）
http://www.amazon.co.jp/dp/4150116849/
インペリウム=アルファからの脱出 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-353 宇宙英雄ローダン・シリーズ 353) (文庫)
ウィリアム・フォルツ (著), H.G.フランシス (著), 五十嵐洋 (翻訳)
文庫: 275ページ
出版社: 早川書房 (2008/10)
ISBN-10: 4150116849
ISBN-13: 978-4150116842
発売日： 2008/10

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■宇宙英雄ローダン・シリーズ 353巻

　日本で発売されている小説では最長を誇るＳＦ「宇宙英雄ローダン･シリーズ」の一冊です。

翻訳　　＝五十嵐　洋
発売　　＝ 2008年10月
収録　　＝ 704 & 705話
サイクル＝第12サイクル「アフィリー」

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◆７０５話　インペリウム＝アルファからの脱出（ウィリアム・フォルツ）(訳者：五十嵐　洋)

　ブルの従者ロボット『ブレスラウアー』は、ブルの細胞活性装置が動作不良を起こしているためにアフィリカー化したと分析していた。ブレスラウアーはブルを正常に戻しインペリウム＝アルファから脱出させる計画を実行に移すが！？

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　「冷酷なブリー」なんて全くキャラにあっていませんでしたが、５話目で早くも昔の熱血キャラに戻りました。嬉しい限り。

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◇７０６話　太陽の使者（Ｈ・Ｇ・フランシス）(訳者：五十嵐　洋)

　銀河系では、アトラン達は暗黒星雲プロヴコン・ファウスト内の惑星ガイアに引きこもって暮らしていた。アトランは久しぶりに銀河系の現状を調べるため調査船を送り出すが！？

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　あっさり「銀河系は公会議に１２０年支配されていました」で済ませていますが、その重さにガックリ来そうです。そして「太陽の使者ヴラト」という謎設定がいきなり面白すぎます。まあ、その正体が何者かは読者には丸解りですけどね。

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　「あとがきにかえて」で、訳者の五十嵐さんから「仮題一覧が３５０巻に掲載されなかった件」の説明が有りました。まあ、内部でバタバタして仕方なかった様ですけど、『２７２巻翻訳が間に合わなかった事件」に告ぐ不手際だと思うので、再発防止策を立てて欲しい物ですね。

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★おまけ

　あらすじネタバレ版はこちらへ。