感想:アニメ「おまもりひまり」第1話「猫と少女とアレルギー」


 アニメ「おまもりひまり」の感想です。

おまもりひまり 公式サイト
http://newtype.kadocomic.jp/omahima/

 BSデジタル放送・BS日テレでの視聴です。

第1話 「猫と少女とアレルギー」


■あらすじ

 「天河優人(あまかわ・ゆうと)」(声:平川大輔)は、7年前に両親を亡くし、田舎の祖父母も亡くなってからは天涯孤独の身だった。優人の誕生日、突然クラスメートが怪物と化して襲い掛かってきたが、見知らぬ美少女「緋鞠(ひまり)」(声:小清水亜美)が現われ優人を救った。緋鞠によれば、天河家は妖を退治してきた家系「鬼斬り役十二家」の一つで、そのため天河家の人間は妖に恨まれているのだという。今までは優人が祖母からもらったお守りの効力で守られていたが、ついに力は使い果たされてしまい、妖たちは優人の存在に気が付いてしまっていた。緋鞠は猫の妖で、過去天河の人間に命を救われたので、優人を守りにきたのだという。

 緋鞠は優人の家に住む事と同時にクラスメートとして学校にも現われ、優人の護衛を勤める事になった。


■感想

 原作は「ドラゴンエイジ」連載の漫画。作者(的良みらん)がエッチ漫画家時代から結構好きだっただけに、原作も愛読しており、なかなかに気に入っております。

 さて、アニメの評価ですが・・・、うーん、B級? 

 基本的には悪くは無いです。原作を汚しているとか怒って大暴れしたくなるとかいう欠点は特に見受けられません。

 でも、良くも無いです。正直期待はずれ。まず、キャラデザが原作と殆ど似てません。これが緋鞠とか凛子とか言われても「へっ?」という感じです。絵も感心するほど綺麗とは言えないし、お話も「原作準拠」では有りますが、なんかピンポケ気味というか、原作と比較してパワーは80%程度(体感)というところ。声もあんまりイメージと合っているとは思えない。

 胸の谷間を見せ付けるとかパンチラ頻出とかは原作通りで結構ですが、そういうアニメってはいて捨てるほど有るので、特にウリはなりませんし。

 原作既読のためある程度偏向がかかっているのかもしれませんが、上記の理由からアニメ版にはイマイチ期待できない様に思えてきました。

 と・こ・ろ・で、『声が小清水亜美さんで、けもの耳の美女キャラで男にしなだれかかって「ぬし」と呼びかける』って、それ別のアニメのキャラ(=「狼と香辛料」のホロ)やん。