感想:ゲーム雑誌「GameLink(ゲームリンク)」Vol.1 / Vol.2

ボードゲーム情報誌GameLink公式サイト
http://sthem.com/gamelink/

 昨年(2009年)10月に創刊したA4サイズの季刊誌です。シミュレーションゲーム雑誌の「ゲームジャーナル」に広告が出ていたので購入してみました。


・Vol.1「No Game No Life」(2009/10)
 付録ゲーム=Merchant Guild(中世を舞台にした街発展ゲーム)


・Vol.2「カードゲーム王国」(2010/01)

 付録ゲーム=Kingdom(ファンタジー系カードゲーム)


 ゲーム雑誌、A4サイズ、平とじ、ゲーム付き、リプレイ漫画掲載、等など、タイプとしては「ゲームジャーナル」に似ています。違うのは扱っているのが、いわゆるドイツ系ゲームとかあの辺りで、ドミニオンとかレース・フォー・ザ・ギャラクシーとかだというところ。。

 Q:そういうのって、ゲームジャパンとかロールアンドロールでもある程度扱っているよね?

 A:うん。でもこの雑誌はトレーディングカードゲームとTPRGとコンピューターゲームは扱っていないの。ドイツ系ゲームオンリー。

 Q:それじぁすごく地味じゃない?

 A:うん、すんごく地味。雑誌の編集のセンスも(こう言っちゃなんですが)すごく泥臭い感じで、創刊初期の「ウォーロック」を思い出させます(これで意味が通じる人はおっさんです)。


 いや、冗談抜きにテーマが地味でもゲームジャパン辺りはイラストとか軽い語り口とかで軽妙に面白げに仕上げていますが、この雑誌は固い。正直熱中して読み込みたくなる度面白いとは言えないし、いつ潰れてもおかしくない雰囲気ですが、ウォーロックも最初はそんなんだったよなぁ。買うのに疲れるまではちょっと購読しつづけてみようかと思います。

 ちなみに、次号は御大・鈴木銀一郎大佐の、「モンスターメーカー」シリーズ最新作ボードゲーム、だそうです。意外な時期に意外なところでモンスターメーカーが復活するもんだ。