感想:特撮「仮面ライダーOOO(オーズ)」第38話「事情と別れと涙のバース」


 特撮「仮面ライダーOOO(オーズ)」の感想です。

仮面ライダーオーズ公式サイト(テレビ朝日版)
http://www.tv-asahi.co.jp/ooo/

 地上波・テレビ朝日系での視聴です。

第38話 事情と別れと涙のバース


■あらすじ

 オーズとアンクはグリードとバースの猛攻に圧倒され、変身の解けた映司はドクター真木にコアメダル2枚を奪われてしまうが、後藤の機転で逃走に成功した。後藤は伊達のため鴻上から一億円を借りようとするが、里中からは後藤には約8万円の価値しかないと値踏みされてしまう。さらに鴻上からは、後藤には以前の様なバースになりたいという欲望が消えていると指摘される。

 翌日、ドクター真木は伊達と共に再び攻撃を仕掛けてきた。映司たちは伊達がこだわる一億円は医療関係の学校の設立資金だと思い込んでいたが、本当は伊達が裏社会の医者に手術してもらうための費用だった。伊達は自分が最初から欲望まみれだったと自嘲するが、次の瞬間ドクター真木に銃を向ける。実は伊達は鴻上の命令で真木を殺すために裏切ったふりをしていただけだった。しかしそれを見越していたドクター真木は、待機させていたグリードたちにバースを倒させる。後藤は瀕死の伊達からベルトを受け取るとバースに変身し、フル装備でグリードたちを叩きのめした。不利と見た子供アンク(アンク(ロスト))は、他のグリードたちを撤収させた。

 映司や後藤は伊達の死を悲しむが、どっこい伊達は死んでいなかった。伊達は鴻上から受け取った報酬5000万円に加えて、ドクター真木からの前金5000万円で丁度一億円を稼ぎ、手術のため海外に旅立っていった。


今回のゲスト怪人=無し


■感想

 伊達さんがこだわっていた一億円は最初から手術費用だと思ってましたよ、ウン。あの話を聞くたびに脳裏にアニメ版のブラックジャック先生が(声優の大塚明夫氏の声で)「これを治せるのは私しかいない。しかし手術費には一億かかる。払えるかね?」とゆー台詞を喋っているシーンばかり思い浮かんでました。

 二代目バースの誕生の流れがなかなか巧み。「伊達さんの死(?)に発奮→怒りの二代目バース誕生」という流れは予想済でしたが、その前段階で鴻上に「最近バースになる欲望が無い」と指摘され、「ハッ、そうかオレがバースにならないと」と自覚するシーンがマルでした。しかし残り1クールの段階でようやく二代目に就任ってのも・・・、後藤さん活躍の機会が少なすぎるよね。

 今回はドクター真木にウナギとバッタのメダルを取られたのに、最終的にはその2枚を取り返し、さらにライオンとタコまで稼ぐ大儲け。まあ他のメダルはともかく、バッタだけは絶対無くせませんよね(基本のタトバコンボに変身できなくなってしまうからなぁ)。


★オーズのコアメダル所有状況

開始時
・タカ×2、クジャクX1
・バッタX1
・トラ×1、チーターX1
プテラX2、トリケラX1、ティラノX2
・サイX1、ゴリラX1、ゾウX1
・シャチX1、ウナギX1

終了時
・タカ×2、クジャクX1
・バッタX1
・ライオン×1、トラ×1、チーターX1
プテラX2、トリケラX1、ティラノX2
・サイX1、ゴリラX1、ゾウX1
・シャチX1、ウナギX1、タコX1

(真木に バッタX1を取られる)
(真木に ウナギ×1を取られる)
(???から バッタX1を取る)
(???から ライオンX1を取る)
(???から ウナギX1、タコX1を取る)