感想:特撮「仮面ライダーOOO(オーズ)」第46話「映司グリードとWバースとアンクの欲望」


 特撮「仮面ライダーOOO(オーズ)」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

仮面ライダーオーズ公式サイト(テレビ朝日版)
http://www.tv-asahi.co.jp/ooo/

 地上波・テレビ朝日系での視聴です。

第46話 映司グリードとWバースとアンクの欲望


■あらすじ

 ガメルはメズールを復活させようと、人間を次々と直接セルメダルに変えてメズールのコアメダルに近づけるが、メズールは戻ってこなかった。現場に駆けつけた後藤は修理が終ったバースでガメルと戦うが、完全体となったガメルのパワーに歯が立たない。しかし、そこに伊達が突然現われ、プロトバースに変身、ダブルバースの攻撃でガメルは消滅した。

 一方、映司は体のグリード化の進行が止まらず怯えるが、それを止めるための自分自身の欲望という物がまだ思いつかない。そこにアンクが現われ、自分の欲望に邪魔な映司を倒しにかかる。アンクの欲望とは、命を持たないメダルの塊のグリードから、世界を味わう事のできる命を持つものへと変る事だった。映司はアンクとの争いの中で、かつて欲していた「人を助ける力」を、実は既にアンクから与えられていた事に気がつく。

 争う二人を見ていたドクター真木は、突然映司に紫コアメダル2個を投入、その結果映司はついに全身がグリードに変化し暴走してしまう。理性をなくした映司グリードとアンクは果てしなく戦いを続ける。

今回のゲスト怪人=無し


■感想

 ドクター真木が人形を落として、「ナイヨ! ナイヨ!」とキテレツな声をあげながら慌てふためくシーンに苦笑です。

 さて、ガメルも、完全体(鎧的な物をまとった姿)で、かつライダーたちと戦えたのは僅か1回で、そのまま退場です。いくらバース二人がかりとはいえ、「ヤミー専用」のはずのバースに倒されるってあんまりだ。なんというか、「フリーザ様最終形態」がクリリンに負けてしまうような、なんというかモヤモヤした感じが拭えないのです・・・、あと左手の大砲的な物は何だったんだ。一回も使わなかったぞ。

 海辺で映司とアンクが殴りあうシーンが今回のハイライトでしょうか。アンクの「命がほしいんだ」云々という台詞は、終盤とってつけたような感じの設定にしては、なかなか印象的でした(とってつけたというとアレですが、グリードは感覚が鈍いので欲望が止まらない、という設定はかなり後半に出た話ですし・・・)。

 ここに来てアンクからタカメダルを奪い取っての、まさかのタトバコンボ復活・・・、全然期待していなかったのですが、もう意味ないのでは・・・

 先週の予告で出ていたのは新顔怪人は映司グリードだったのですね。ドクターのグリード形態とじっくり見比べると、デザインはあんまり変らないのですが、くちびる部が目立たない事、マントみたいなのを羽織っていない事、から、普通にトカゲ怪人に見えました。そうか、ドクターのグリードは配色が悪いのかもしれない・・・

 来週はなんかアンクが考え直して、映司陣営(というか比奈側)に戻ってきそうな雰囲気でしたがどうでしょうか。

 残り2回。


★オーズのコアメダル所有状況

開始時
・バッタX1
・ライオン×1、トラ×1、チーターX1
プテラX2、トリケラX1、ティラノX2

終了時
・タカX1
・バッタX1
・ライオン×1、トラ×1、チーターX1
プテラX3、トリケラX2、ティラノX2

(アンクから タカX1を取る)
(真木が プテラX1、トリケラX1を無理やり押し付ける)