感想:特撮「ウルトラQ ハイビジョンリマスター版」第27話「206便消滅す」


 特撮「ウルトラQ ハイビジョンリマスター版」(全28話)の感想です。

ウルトラQ ハイビジョンリマスター版|ドラマ|WOWOWオンライン
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 衛星放送のWOWOWでの視聴です。

第27話 206便消滅す


■あらすじ

 万城目と一平は香港でのパイロット研修を終え、超音速旅客機206便に乗って日本へ向かっていたが、206便は東京上空で奇妙な渦に呑み込まれてしまう。地上では、206便と連絡が取れなくなり、さらにレーダーから機影が消えたにもかかわらず、何故かジェットエンジンの音だけが聞こえる、という異常な状況に困惑していた。一の谷博士は、東京上空で戦時中飛行機が消えてしまう事件の事を思い出していた。一方、206便は、もやの立ち込めた何処とも知れない場所に不時着していた。そこには第二次大戦中の飛行機のゼロ戦グラマンなどの残骸が転がっていた。さらにそこに巨大なアザラシの怪獣(トドラ)が現われ、旅客機に迫ってきた。万城目と一平は旅客機を飛ばして、渦の中に突っ込み、奇跡的に謎の空間から脱出する事に成功した。


■感想

 「バランスの崩れた世界」系ストーリーの一つ。思いっきり「トワイライトゾーン」にありそうなストーリーです。謎の空間に飛行機が呑み込まれ、という展開だけでもハラハラなのに(S・キングの「ランゴリアーズ」とか思い出しました)、さらに凶悪犯「オリオン太郎」(ト書き:笑い)の登場や、アザラシ怪獣(でも名前はトドラ)まで加わって、もう最初から最後まで気の抜くヒマが有りませんでした。これは当りでしたね。


★蛇足

 管制官で一の谷博士の教え子・カネコ主任ですが、どこかで見たことが有る顔だ・・・、誰だっけ? 大昔にクイズ番組の司会とかしてなかった?