感想:アニメ「BLOOD-C」第6話「かぜをいたみ」


 アニメ「BLOOD-C」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■公式サイト
http://www.blood-c.jp/

 CS放送・アニマックスでの視聴です。

第6話 かぜをいたみ


■あらすじ

 神社に「古きもの」が現われ、小夜はねねを逃がそうとするがかなわず、ねねは「古きもの」に惨殺された。小夜は「古きもの」を倒し、唯芳は小夜を眠らせる。2日後、小夜は学校に行くが、ねねが行方不明扱いになっていること、ののも学校に来ていない事、を知らされる。学校は休校となり、筒鳥先生は小夜に妙な態度を見せる。小夜は帰宅中誰かに呼びかけられるが、その相手は犬だった。驚く小夜の前にさらにののが現われ、小夜がねねの行方を知っているはずと責めたてる。やがてののの影が「古きもの」に変化し、通行人を虐殺し小夜に襲い掛かる。小夜は「古きもの」を倒すが、ののも死んだ。

今回の「古きもの」=(1)二本の腕付き巨大ムカデ (2)影(シャドウマンみたいに変形伸び縮み自在)


■感想

 おやおやおや、ギャルゲー系アニメでお風呂場にモザイク的な邪魔が入るのはよく見ますが、ホラー系で「人が死ぬシーンに影がかかってよく見えない」なんて初めて見たような気がします。今回は惨殺シーンのオンパレードなので、もう影がかかりまくりで何がなんだか解らない有様でした。

 ねねの死ぬシーンは、「まどかマギカ」の〇〇さん惨殺シーンそのままでしたが(首ちょんぱ)、これって影響受けているのかな、単に偶然の一致かな。まあ、「偶然の一致」の方なのでしょうが、「一緒やん、業界人って女の子を酷く殺す方法って同じような事を思いつくのね」とかつい笑ってしまった。

 「古きもの」がまっ昼間に往来のど真ん中で人を殺しまくって、「もうこれは隠しようが無い・・・」と思いましたが、もしかすると目の届く範囲にいた人間は皆殺しにされたので、やはり秘密は保たれた、というオチでしょうか。

 この番組は序盤があまりにも動きが緩慢で見捨てそうでしたが、折り返し点に来てなにやら面白くなってまいりましたよ。でも最終回で「な、なんだってー!? 」とかいうシーンで終って「続きは劇場版で」みたいに繋ぐような気がする・・・