感想:特撮「仮面ライダーフォーゼ」第2話「宇・宙・上・等」


 特撮「仮面ライダーフォーゼ」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

仮面ライダーフォーゼ公式サイト(テレビ朝日版)
http://www.tv-asahi.co.jp/fourze/

仮面ライダーフォーゼ公式サイト(東映版)
http://www.toei.co.jp/tv/fourze/

 地上波・テレビ朝日系での視聴です。

第2話 宇・宙・上・等


■あらすじ

 弦太朗は賢吾からゾディアーツの中身の人間をを取り逃がしたと叱責された。ゾディアーツとは普通の人間が「アストロスイッチ」で「コズミックエナジー」を使って変身した姿で、スイッチを回収しなければ事件は解決しない。弦太朗は賢吾に独力で中身を探し出すと宣言するがすぐに行き詰まってしまい、仕方なく例の秘密施設に忍び込み手がかりを探すが、この施設が月にある事と知り驚く。ユウキによれば、この施設「ラビットハッチ」で、賢吾の父はアストロスイッチを研究していたが、それを狙う悪人に殺されたという。以降賢吾はゾディアーツの事件を解決するのが使命と思いつめていた。弦太朗は事情を知り、賢吾に協力することにした。

 やがて弦太朗にクラスメートの「野座間友子」(不思議ちゃんタイプ)からゾディアーツの正体を知っていると連絡があり、アメフトのスタジアムに駆けつける。正体は部長からいじめられていたアメフト部員だった。弦太朗はフォーゼに変身し、賢吾の指示で宇宙でオリオン・ゾディアーツを倒す。友子はフォーゼを見て、都市伝説として語られるヒーローたち『仮面ライダー』を連想する。とりあえず弦太朗と賢吾は和解するが、弦太朗は勝手に学園を守る「仮面ライダー部」を結成するのだった。


今回の怪人=オリオン・ゾディアーツ


■感想

 怪人に変身するアストロスイッチのアイデアは「仮面ライダーW」のガイアメモリの二番煎じぽくてちょっと新鮮味無し・・・、しかもあのデザインはちょっとなぁ。まんまUSBメモリだったガイアメモリの方がカッコよかったよ。

 そうか、バイクを宇宙に打ち上げるシーンは別にオープニングだけの特別映像ではなくてちゃんとした必殺技への流れだったのですね。それにしても「ソラで倒せ」が「空」ではなく「宇宙」だったとは思わなかったぜ。わざわざ宇宙まで放り出して倒さないといけないとは、さすがコズミックエナジー。あとフォーゼの装備にパラシュートがあるのは、ああいうオチが有ったからなんですねぇ。つい笑ってしまいました。

 まあ、これで基本パターンは確立されて「怪人登場→犯人は誰だ?→生徒でした」が続くと思うのですが、怪人が学園内でしか暴れないってのもなんか凄い無駄遣いと言うかそういう気がするなぁ。まあ後からそれらしい理由付けがされるのでしょうけど。