感想:アニメ(新番組)「UN-GO(アンゴ)」第1話「舞踏会の殺人」


 アニメ「UN-GO(アンゴ)」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■[ UN-GO ] OFFICIAL SITE
http://www.un-go.com/index.html

 フジテレビ系での視聴です。


■概要

 推理小説(多分)「明治開花 安吾捕物帖」(原作:坂口安吾)の舞台を近未来に移し変えた、つまりほぼオリジナルのアニメ。ジャンルは探偵物。


■キャスト
結城新十郎 勝地涼
因果 豊崎愛生
海勝麟六 三木眞一郎
海勝梨江 山本希望
虎山泉 本田貴子
速水星玄 入野自由

第1話 舞踏会の殺人


■あらすじ

 原作は「舞踏会殺人事件」。

 舞台は近未来の日本。日本は何処かの国との戦争が終った直後。メディア王「海勝麟六」(かいしょう・りんろく)は、総合商社のトップ・加納のパーティーに招かれるが、名代として娘の「海勝梨江」を出席させる。麟六は政財界に顔が利くばかりか、その切れる頭で色々な事件を解決し、名探偵としても有名で、検察にも信頼されていた。パーティーには何故か探偵「結城新十郎」とその相方「因果」が招待されていた。新十郎は重大な事件の現場に必ず居合わせるが、的外れな推理で麟六に負けつづけのため、世間からは「敗戦探偵」と呼ばれていた。

 加納は復興特需絡みで不正を働いたとして検察から目をつけられており、パーティーは無実を訴えるためのものだったが、加納はパーティーの場で刺されて死んでしまう。夫人は検察が夫を暗殺したと断言するが、そこに謎の美女・因果が現れ夫人に奇妙な質問をする。因果の前では人は一つだけ真実を語る事を強制される。新十郎は夫人が夫を殺し、検察に暗殺された悲劇の英雄に祭り上げるつもりだった事を掴む。しかし今回も真実は隠匿され、麟六のウソ推理が真実として世間に公開されることになるはずである。


■感想

 ノイタミナの2011年10月のスタート作品の片割れです。ノイタミナ枠という事で1グラムも期待していなかったのですが…、あれぇ、意外とまともだ。てっきり「C」みたいな、おもいっきりクセのある作品かと思っていましたが、結構マイルドで「ノイタミナ枠以外の作品です」といっても通用しそうな感じ。意外と拾い物かも知れません。

 今までノイタミナ作品というと「フラクタル」とか「C」とか、視聴するのに気力を振り絞る必要があるものばっかり掴んできたのですが、今回はイケるかも…