感想:アニメ「セイクリッドセブン」(2011年)第9話「転石するイシ」


 アニメ「セイクリッドセブン」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

セイクリッドセブン
http://www.sacred7.jp/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。
(地上波放送:2011年7月〜9月(全12話))

第9話 『#09 転石するイシ』


■あらすじ

 最近アルマは学校でも周囲から普通の生徒として受け入れられるようになり、状況の変化に本人が戸惑い気味だった。そんな時、三浦半島城ヶ島に二体の悪石(アシ)が出現する。アルマが城ヶ島に留まる一体に対処する一方、鏡とメイド隊は横須賀に向かうもう一体を迎え撃つが、どちらも強力な悪石の前に蹴散らされる。追い込まれたアルマはセイクリッドの新しい力に目覚め、悪石を倒す。


■感想

 ようやく今回このアニメが神奈川県と手を組んだ観光案内アニメであることに気がつきました…、

 まあ、それはともかく、ヒーロー物としては超王道の展開で凄く良かった。ルリ&メイド隊大ピーンチのところに新バージョンにパワーアップしたアルマが駆けつけて悪石をぶちのめすとか、ヒーロー物の基本ですね。それだけにわずか1クールの寿命だったのが残念…、それにしてもあれだけ体を張って尽くしてもルリに見向きも去れない鏡がかわいそう過ぎて泣けてくる。あと、メイド隊が(合気道の練習以外は)いかなる場面でもメイド服だという拘りが素晴らしい。


☆コネタ

 地面に突っ込まれて身動きできないアルマが、悪石のつま先をあごの下に挟んでぶん投げるあのシーン、合気道の技の一つです(さすがに相手の足を挟んだりはしませんが基本的には合気の技)。鏡&メイド隊の特訓がこんなところに生きていました…、って、描写が細かすぎて大半の人には通じませんわ。