感想：小説「パラダイスの幻影」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 418巻）

　小説「パラダイスの幻影」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 418巻）の感想です。
（※以下、今回の話の内容に軽く触れています。ご注意ください）

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■データ（公式）
http://www.amazon.co.jp/dp/4150118396/
パラダイスの幻影 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-418 宇宙英雄ローダン・シリーズ 418) (ハヤカワ文庫SF) [文庫]
Ｈ・Ｇ・フランシス (著), エルンスト・ヴルチェク (著), 工藤稜 (イラスト), 嶋田洋一 (翻訳)
文庫: 272ページ
出版社: 早川書房 (2012/2/8)
言語日本語
ISBN-10: 4150118396
ISBN-13: 978-4150118396

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■宇宙英雄ローダン・シリーズ[418]巻

　日本で発売されている小説では最長を誇るSF「宇宙英雄ローダン･シリーズ」の一冊です。

発売　　＝ 2012/02/09
サイクル＝第13サイクル「バルディオク」

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◇８３５話　理性の回復（Ｈ・Ｇ・フランシス）（訳者：嶋田洋一）

　ハルト人たちは惑星テルツロックの「暴力クリスタル」の根絶を目論んでいた。テケナーはそれを阻止するためクリスタルとコンタクトしようとするが？！

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　暴力ハルト人シリーズの最終話。…、この一連のエピソードに何の意味があったのでしょうか。ハルト人に対する「頼れる味方」という今までのイメージを根底からブチ壊して、なんとも言い様のない後味の悪さを残しただけでした。このエピソード群は必要だったのかしらん。

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◆８３６話　パラダイスの幻影（エルンスト・ヴルチェク）（訳者：嶋田洋一）

　“それ”は、かつてケルシュル・ヴァンネに宿っていた６人の精神たちに、コンセプトに待っている輝かしい未来のビジョンを見せるが？！

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　６人分のビジョンの描写がだらだらしていてつまらないのですが、ラストだけはいい感じで締めてます｡

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