感想:アニメ「ファイ・ブレイン 神のパズル(第2シリーズ)」第5話「迷えるガリレオ」(2012年5月6日)


 アニメ「ファイ・ブレイン 神のパズル(第2シリーズ)」(全25話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

NHKアニメワールド 「ファイ・ブレイン 〜神のパズル」
http://www9.nhk.or.jp/anime/phibrain/index.html

サンライズ公式サイト「ファイ・ブレイン 〜神のパズル」
http://www.phibrain.net/

 NHK Eテレでの視聴です(放映:毎週日曜17:30〜18:00)

第5話 迷えるガリレオ


■あらすじ

 ギャモンは、覆面パズル作家「地堂刹(ちどう・せつ)」として活躍し収入を得ていた。しかし先日オルペウス・オーダーとのバトルに妹のミハルが巻き込まれそうになって以降、怒りのあまりパズル作りが粗雑になり、世間からは引退を噂される有様だった。しかも、ある日自宅にダウトが現れ、ギャモンの才能を見込んでオルペウス・オーダーに勧誘してきた。ついにキレたギャモンは、オルペウス・オーダーに直接殴りこみをかけるため、旧知のPOGメンバーにオルペウス・オーダーの居場所探しを依頼する。姫川エレナはギャモンがもはや復讐心のためにパズルなどどうでも良くなっていると知り、ある人物に連絡を取る。翌朝、ギャモンは登校した途端、何故かカイトとのパズル対決をする羽目になるが、対決の過程でパズルの楽しさを再認識する。

 やがてオルペウス・オーダーの拠点にいるダウト宛にギャモンから手紙が届く。それはパズルで書かれた、ダウトを小馬鹿しつつオルペウス・オーダー入りを拒否する内容だった。


今回のパズル=クリプタリズム(記号を使った算数パズル)


■感想

 エレナ「パズルで売られた喧嘩はパズルで返しなさいよ」、ギャモン「知ったことか、直接殴りこんでやる」…、このアニメの「どんな相手でもとにかくパズル勝負で決着をつけるぜ!」という世界観を根底から破壊する発言です。キン肉マンの戦いで「プロレスルールの試合なんかやってられるか」と発言するのに等しい禁断の台詞と申せましょうか。

 あと、ギャモンはミハルのしつけが全くなっていないようです。ダウトみたいに見るからに怪しい男をホイホイ自宅に上げて、何か起こらないほうがおかしいですよ。