感想:アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」第2話「我が赴くは星の海原」(2013年4月14日(日)放送)


 アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」(全26話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

宇宙戦艦ヤマト2199
http://yamato2199.net/index.html

 地上波・TBS系での視聴です(放送:毎週日曜 17:00〜17:30)。

第2話 『第二話 我が赴くは星の海原』


■あらすじ

 古代と島は大昔の戦艦の残骸の砲塔が突然動き、ガミラスの円盤空母を破壊するシーンを目撃する。

 やがて集められた古代たちは、沖田たちが密かに進めていた「ヤマト計画」の全容を知らされる。実は人類は一年前、惑星「イスカンダル」の「スターシャ」と名乗る存在から接触を受け、恒星間航行を可能とする「次元波動エンジン」の技術を供与されていた。そして先日、古代たちが回収したカプセルは、エンジン起動に必要な「波動コア」だった。イスカンダルには、現在の汚染された地球を浄化・再生するシステムがあり、もし人類がマゼラン星雲にある惑星イスカンダルまでたどり着ければ、そのシステムを入手できる。人類はそのために、宇宙戦艦ヤマトを完成させていた。

 翌日、古代たちはヤマトに乗艦するが、発進直前、ガミラスがヤマト破壊のため打ち込んできた惑星間弾道弾が迫ってきた。ヤマトはきわどいところで離陸すると弾道弾を砲撃で破壊し、16万8000光年の彼方のイスカンダルに旅立った。



■感想

 んーん? 「前作では古代たちが持ち帰ったカプセルが波動エンジンの設計図で、それなのにすぐに波動エンジンが作れてヤマトに搭載されて時間的におかしい」ということで、2199では一年前に既にスターシャから連絡が来ていたことになりましたが…、そのときに一緒に波動コアも届けてくれればよかったじゃん? 何故二回に分けましたか? なんか下手につじつま合わせをしようとして、別の所に綻びが発生してないですかね。

 また、今度のヤマトは「戦艦大和の再生品」ではなく一から作り、あの錆びた外壁は単なる偽装、ということになりましたが、んじゃなんで昔の戦艦を模した形をしているの?

 というところが気になりますな。2199は旧作の矛盾を徹底的につぶしたみたいなことを書いてありましたが、そうとも思えないレベルですな。

 あとは昔版は乗員の乗り込みシーン・エンジン起動シーン・砲撃シーンがやたら盛り上がりましたが、2199はさらっと流しすぎて、あれぇぇ静かだなぁと思いました。まあ監督は過剰な盛り上げは嫌いなのかもね。

 その他は、「えっ、真田さんが副長兼務?」というところに驚いたのと、今回の航海は美人乗員が一杯いて、目の保養に凄く良いなぁと思ったとか、そんなところです。



★蛇足

・サブタイトルを見て「銀河英雄伝説かよ」とか思いました…
・乗員の女の子の名前が新見とか原田で、ますます新撰組化していてワロた