感想:アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」第15話「帰還限界点」(2013年7月14日(日)放送)


 アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」(全26話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

宇宙戦艦ヤマト2199
http://yamato2199.net/index.html

MBS 宇宙戦艦ヤマト2199 番組サイト
http://www.mbs.jp/yamato2199/

 地上波・TBS系での視聴です(放送:毎週日曜 17:00〜17:30)。

第15話 『第十五話 帰還限界点』


■あらすじ

 ヤマトの乗員たちは、ガミラス艦の付かず離れずの偵察行動に精神的に追い込まれていた。さらに物資が乏しくなり、食事に制限が出るにおよんで、乗員の一部はヤマトの航海に疑問を抱き、イスカンダルの存在すら疑い始めていた。新見はイスカンダルからもらったデータを元に、補給のため近くの地球型惑星ビーメラに向かうことを提案、真田もそれを了承する。しかし新見と保安部の伊藤たちは組んで何か胡散臭いことを企んでいた。またすっかり以前とは別人と化した百合亜は、真田と対等に技術談義できるようになっていた。

 大ガミラス帝星では、デスラーがミーゼラからヤマト艦内にイスカンダル人がいる事を聞かされる。直後、デスラーは閣僚たちにも知らせずバラン星を訪問しようとするが、発進直後に乗艦のエンジンが爆発し、デスラーは死んでしまう。

 ドメルはついに大艦隊を編成してヤマト撃滅に向かい、あと一歩のところまで追い込むが、ヒス副総統から帝星に帰還を命じられ、断腸の思いで撤退する。


■感想

 21世紀のヤマトはこうなってしまうんですなぁ。別に「オリジナル版と展開が違う! 許さない!!」とか堅いことを言うつもりは有りませんが…、一応ヤマトのお話って「滅亡しかけている地球を救うために長い旅をする」とそういう話だったでしょ? もうその基本ラインも守る気が無いみたい…、イスカンダルに行く気もなさそうな乗員の陰謀(?)とかなんなのよと。うむ、確かに本編の最後でナレーターが「ヤマトよ! 地球は君の帰りだけを待っている!」とか哀れっぽく訴えないのも当然かぁ。ヤマトの乗員、帰る気が無さそうだし。


 おっと、すっかり忘れていたのですが次元潜航艇のみんなは放置ですか? 今まで活躍してくれていたのに、もう大艦隊を突っ込ませてきたのでお役御免?


 悪の組織側がもめるのは、まあ戦隊物とかでありがちなお話なので、それはそれでOKですが…、そーか、この手の内輪揉めをしているうちにもうヤマトどころでは無くなって、そのドサクサのうちにイスカンダルにたどり着くと見た。


★ついで

 またサブタイトルが意味不明なんですが…、もう少し内容に即した解りやすい奴をお願いします。もう「ドメル襲来! ヤマト絶体絶命!」くらいベタで良いんじゃないすか?