あらすじ(ネタバレ):小説「ムルコンの城」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 452巻)(2013年7月10日(水)発売)

ムルコンの城 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-452 宇宙英雄ローダン・シリーズ 452)

 小説「ムルコンの城」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 452巻)のあらすじです。
(※以下、今回の話の内容のネタバレですのでご注意ください)

■データ(公式)
http://www.amazon.co.jp/dp/4150119074/
ムルコンの城 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-452 宇宙英雄ローダン・シリーズ 452) [文庫]
クルト・マール (著), 工藤 稜 (イラスト), 林 啓子 (翻訳)
文庫: 256ページ
出版社: 早川書房 (2013/7/10)
発売日: 2013/7/10

宇宙英雄ローダン・シリーズ452〉ルーワーのパンカ=スクリンは、長年の探索のすえに物質の泉の近傍までたどりついた!


ルーワー種族は、数百万年のあいだ、物質の泉をさがしもとめてきた。いまようやく、泉のマスターのパンカ=スクリンは、その目標に近づいたと気づく。正しい物質の泉が近傍にあることをしめす三つのサインがそろったのだ。泉のマスターはこれを宇宙にちらばる同胞に報告したが、ひとつ気がかりなことがあった。物質の泉の近くには、七強者が住んでいた宇宙の城もあるはず。ところが、そのシュプールがどこにもないのだ!?


◇903話 泉のマスター(クルト・マール)(訳者:林 啓子)

 ルーワーの高位の存在「泉のマスター」の「パンカ=スクリン」は、ルーワーが数百万年探していた物質の泉をついに発見した。しかし近くにあるはずの「宇宙の城」が見当たらないためさらに調査していたところ、謎のロボットたちに拉致されてしまう。パンカ=スクリンは、小惑星上の宇宙都市に連行され、原始的種族『ツァフール』と遭遇した。パンカ=スクリンは、この小惑星が「宇宙の城」の一つ『ムルコンの城』だと知らされる。(時期:3586年12月4日とその前後)


◆904話 ムルコンの城(クルト・マール)(訳者:林 啓子)

 パンカ=スクリンは ツァフールが太古「ムルコンの城」を乗っ取った種族の末裔だと知った。城は特殊空間内に存在し、城のロボット宇宙船以外外部との往来は不可能だった。そのため、現在ツァフールは人口過剰に陥っており、自分たちを城から解放してくれる存在「宿の主人」の出現を待望していた。パンカ=スクリンは、彼を「宿の主人」と誤解したツァフールに追われながら、城の奥へと向かった。(時期:不明。3586年12月頃?)