感想:アニメ「ガッチャマン クラウズ」第11話「Gamification(ゲーミフィケーション)」


 アニメ「ガッチャマン クラウズ」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■公式サイト
http://www.ntv.co.jp/GATCHAMAN_Crowds/

 CS放送・日テレプラスでの視聴です。
(地上波放送:2013年7月〜9月(全12話))

第11話 Gamification(ゲーミフィケーション


■あらすじ

・Aパート

 過去映像に合わせてはじめ以外のガッチャマンたちが、はじめについて次々とコメントしていく。


・Bパート

 塁は総裁Xとのコンタクトを取り戻し、ギャラックスは市民の救助や避難に使えるようになった。はじめは管山首相を基地に連れて行き、ガッチャンネルに出演させた。首相はネット民の揶揄や非難にキレながらも避難活動の指揮を始める。ところがカッツェがまたも介入し、「正義のクラウズが使えるようになる」というウソ情報を流す。それに騙された市民は次々とクラウズを生み出し始める。



■感想

※以下、辛口の感想になっておりますので、本作品が好きな方はご注意ください。

 前半は水増しというか総集編というか。1クールアニメでなお制作が間に合ってないの? O.D.じゃないけど「イヤーン」である。


 後半、丈が科学忍法火の鳥的なものを披露したのにはクスッときましたが、全体的に切なくなりました。要するにこれ、「2011.3.11のあの時、こんな風にネットが活用できて、政治家もしっかりしていたら、襲ってくる何か(クラウズで暗喩している)に対抗できたのに」という夢想をガッチャマンブランドで語っているだけですよね。つまるところ、昔流行った(今も?)「仮想戦記」の「太平洋戦争がこんな具合だったら、日本軍が快勝して鬼畜米英を叩きのめしてハッピーエンドだったのに」というのと同じようなモノですよね。なんかむなしい。


 次回最終回。