感想:アニメ「蒼き鋼のアルペジオ -ARS NOVA-」第8話「人形の家」


 アニメ「蒼き鋼のアルペジオ -ARS NOVA(アルス・ノヴァ)-」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」公式HP
http://www.aokihagane.com/

 BS日テレでの視聴です。

第8話 『08 人形の家』


■あらすじ

 硫黄島はコンゴウを旗艦とする計8隻の艦隊に包囲された。ヒュウガにより硫黄島は難攻不落の要塞と化していたが、このまま持久戦を続けていてはイ401は振動弾頭をアメリカに輸送できない。群像はヒュウガを通じてコンゴウを硫黄島に招待するという奇策に出た。メンタルモデル・コンゴウとマヤはそれを受けて硫黄島に上陸し、群像や他のメンタルモデルと顔を合わせる。群像はコンゴウと対面することで事態を打開できないかと期待していた。

 群像はコンゴウに霧が人類を攻撃する理由を問いただし、霧が従う規律「アドミラリティコード」について知る。コンゴウにとってはアドミラリティコードは絶対のルールであり、ハルナやタカオたちがそれを無視できるようになったことが理解できない。最終的にコンゴウは、タカオたちが群像との接触で汚染され変質してしまったという結論に達する。島を訪問していたコンゴウとマヤは、実はメンタルモデルでは無く、汚染を避けるためナノマテリアルで作ったダミーだった。コンゴウは群像を殺すため島に攻撃を命じた。


■感想

 まあもう原作とは別の話になってしまいましたが、ひじょーに面白いので問題なし。コンゴウが「群像がいると、<汚染>されて霧の規律が崩壊してしまう」と恐れて攻撃してくる、という流れはこれはこれで非常に面白い。人類が滅ぶかどうかという話を、「群像とメンタルモデルたち」という小さな世界に上手く圧縮して話を動かし易くしています。

 最終的にコンゴウも納得して群像サイドに参加する、というのがクライマックスかな。で、「蒼き艦隊」が結成されてアメリカに向かおうとすると、その前にヤマトとかが出てきて立ちふさがるという場面でエンド、くらいか。