感想:少年漫画誌「月刊少年エース2014年3月号」(2014年1月25日発売)


 発売日:2014年1月25日(毎月26日発売)
(※以下、雑誌の内容に触れていますのでご注意ください)

少年エース
http://www.kadokawa.co.jp/ace/

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そらのおとしもの 水無月すう

>連載7年!「平和」を愛する少年の、波乱爆笑な日々にフィナーレ!
>イカロス、燃ゆ! シナプスを目前にして、智樹…どうする!? 感動の最終回!大増121ページ!!


 最終回。イカロスは智樹をシナプスに送り届けると燃え尽きて消えてしまった。智樹はシナプスの王に攻撃されるがエンジェロイドの核(?)的なものを持っていたためノーダメージで、逆に王を殴り倒す。そこにダイダロスが来て世界の謎を全て説明する。

 シナプスの住人は不老不死を手始めに様々なことを達成した末に、「何でも願いをかなえる柱」を作り出した。この柱のおかげであらゆる欲望を満たすことが可能になったが、やがて人々はやりたいことを全てやりつくしてしまい、生きる意味を失って徐々に滅んでいった。そしてある時地上(=智樹たちの世界)を創造したが、そのうち「ダウナー」とバカにしていた人間たちの方が余程楽しそうに生活しているのを見て羨ましくなり、シナプスで眠り、地上の住民として生活していたのだった。

 智樹は柱が叶えられる最後の望みで元の世界の復活を望み、全てが世界消滅前の元通りとなった。で、ダイダロスの地上の姿がそはらで、ダイダロスが貧乳なのでそはらはその反動で巨乳だったのだ、とかいう真相が解って明るくエンド。


 いや、ホント長かったよなぁ、これ。作者が別雑誌では思いっきり下品漫画を描いたりしているので、「あっちで息抜きしているから、この漫画はガイバー並に10年超連載になるのじゃないか…」とか思っていましたが、さすがにそこまでは行かなかったか。まあ色々な伏線も全て回収したし、綺麗なエンドだったと思います。

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 …、そらおとがなくなって後は何を読めというのか…、読んでいるのは三つくらいですが

・バカテス
ダンガンロンパ=アニメで既に話を知っている
・ガイバー=一ヶ月に10ページしかない

 と読むものが乏しいなぁ、新連載がことごとく趣味から外れていてホントに厳しい…