感想:アニメ「龍ヶ嬢七々々の埋蔵金」第4話「夢とか野望とか否定とか憧れとか」


 アニメ「龍ヶ嬢七々々の埋蔵金」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「龍ヶ嬢七々々の埋蔵金」公式サイト
http://www.nanana.tv/

 フジテレビ系列での視聴です。

第4話 夢とか野望とか否定とか憧れとか


■あらすじ

 冒険部部長の一心は魔法の杖を「一鶴春秋(いっかくしゅんじゅう)」(誰?)に一億円で売ろうとしていた。止めようとした重護は怪盗団「祭」の「不義雪姫」(声:能登麻美子)たちに捕まってしまうが、その後、重護は雪姫たちと共に行動していた。重護は一心と対面し、一心が今後魔法で一鶴春秋を手下にしてから、さらに世界征服を目論んでいる、と聞いて呆れる。実は魔法の杖には一度に使える回数の限界があった。最終的に重護たちは一心たちを取り逃がすが、一鶴春秋のよこした軍隊が一心たちを捕まえ、一鶴春秋と契約していた天災が杖を買い取った。重護は「祭」の首領の息子で、最初から「七々々コレクション」の盗みに加担していた共犯者だった。天災は最初からその事を見抜いており、今後はお前は名探偵のライバルだ、とかいう。


■感想

※以下、辛口の感想になっておりますので、本作品が好きな方はご注意ください。

 突然ガタッと面白くなくなり、「ああ、やはりノイタミナだなぁ」とうなずく事しきり。「無実なのに泥棒と疑われていた主人公」とか思わせておいて、実はやっぱり泥棒だった!!という展開で視聴者の度肝を抜いたつもりかもしれませんが、その辺りの描写がまどろっこしくて一気に醒めた。

 というか、「幽霊の導きで、学生だけの夢の島ですんごいお宝探し」という設定だけで十分浮ついているのに、さらに実は主人公は『怪盗(義賊)』、島の謎の支配者一鶴春秋サマ登場、俺は世界征服を目指す、とか、もう話の大バカ度数が一気に上昇しすぎて、真面目に見る気が失せてきましたよ。次回もこんなノリなら見捨てる事も検討せざるを得まい。