感想:ゲーム付き雑誌「月刊スパ帝国 Vol.22」(2014年5月)

ソルヴァーズ (月刊スパ帝国Vol.22)

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■月刊スパ帝国Vol.22(ソルヴァーズ) | スパ帝国
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1人用TRPG「ソルヴァーズ」をお買い上げ頂きありがとう。本作は未来の東京でヒーロー会社を経営し、様々な街の事件を解決するゲームである。使う物は紙と鉛筆とダイス、そして創造的な問題解決能力だ!

ゲーム

・1人用TRPG「ソルヴァーズ」

 舞台は2059年の架空の市。行政その他は全て民間委託されている。プレイヤーは「ヒーロー」と呼ばれる戦闘や交渉や開発などのスペシャリストたちを雇っている会社の社長である。プレイヤーは市で起きるさまざまな問題をヒーローたちを使って解決していかなくてはならない。

 という感じのSFゲーム。ゲームの流れは大体こんな感じ。

1)サイコロ振りでヒーローキャラを作成する
2)シナリオ毎に用意された課題に対し、ヒーローを割り当て、解決方法を選ぶ(サイコロの目やヒーローの能力などの関係で選べない解決方法もある)
3)成功したらポイントを獲得し、ヒーローを成長させる
4)施設を拡充する
5)次のシナリオ(ミッション)に挑む


 ということで、「1人用TRPG」と銘打たれてはいますが、私はこれはユニットが成長する系シミュレーションゲームであると受け取りました。多分「X-COM」から発想されたゲームだと思いますが、私としては超懐かしい「ディスクステーション98(コンパイル)」の英雄運営シミュレーションゲーム「ジオ・コンフリクト」を思い出しましたねぇ。

小冊子

 今回はゲームのルールが一杯で特に面白い話は無し。

まとめ

 一人用のTRPGとは、どんなゲーム? T&Tのソロシナリオみたいなもん? という点に興味をそそられて購入しましたが、前述の通り「人材管理系シミュレーションゲーム」を紙の上でやってみました、という感じでした。記録用紙の値を書いたり消したりする、というところは確かにTRPGぽい……