感想:アニメ「月刊少女 野崎くん」第10話「強まるのは、絆と手綱。」


 アニメ「月刊少女 野崎くん」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「月刊少女 野崎くん」公式サイト
http://www.nozakikun.tv/index.html

■原作 月刊少女野崎くん - 漫画 - ガンガンONLINE | SQUARE ENIX
http://www.ganganonline.com/comic/nozaki/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

第10話 『第十号 強まるのは、絆と手綱。』


■あらすじ

・前半

 野崎は若松と結月をモデルにしたキャラの話を膨らませる事になったが、おりよく若松が結月から映画に誘われたと聞き、またエピソードを使わせてもらおうと、是非一緒に行けと薦める。二人が見に行ったのはラストが超泣けると評判のSF映画だったが、結月は人が死ぬシーンのみ大興奮し、それ以外のシーンでは興味ゼロで眠りこける始末。ゲンナリした若松だったが、結月が次は別のバスケ部員を誘って遊園地に行くとか言っているのを聞き、犠牲者を増やさないため次も付き合うといってしまう。そしてそのエピソードは、野崎によって、全くニュアンスの異なる胸キュン話として漫画になっていた。


 若松は「声楽部のローレライ」の正体が知りたいと、部室の周辺をウロウロしていた。その後色々有って堀先輩は次の演目はミュージカルだと言い出すが、主役の鹿島はアクションはこなせても歌には自信が無いという。佐倉は結月に歌の指導をしてもらうため鹿島を連れて行くが、ここで鹿島のあまりにもあんまりな歌唱力が披露される。その後、またも声楽部周辺をうろついていた若松は、結月と鹿島の練習シーンを誤解し、「結月の歌唱力が壊滅的」だと勘違いして、哀れさに涙する。


・後半

 演劇部の次の舞台では、久々に堀先輩が役者として出演する事になった。ところが鹿島との決闘シーンではついいつものクセが出て本気で鹿島を倒しに行ってしまい劇にならない。仕方なく代わりの人材を求めたところ、野崎・佐倉・鹿島の満場一致で御子柴が推薦される。御子柴は最初は渋っていたものの、おだてられるとすぐ調子に乗ってノリノリで芝居をこなす。堀先輩は「これは行ける!」と喜ぶが、翌日になると御子柴がすっかり素に戻って人見知りに逆戻りしてしまっていた。


■感想

 今回は、学校での登場人物フル回転。1本目の結月の「映画館の席のひじかけネタ」とか、3本目の「鹿島、堀先輩と競演できて笑いが止まらないネタ」とか、一回で色々な笑いが楽しめてお得な回でした。