感想:アニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」第17話「青く儚き誓い」

この世の果てて?恋を唄う少女(YU-NO盤)

TVアニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」公式サイト http://yuno-anime.com/
原作ゲーム http://yu-no.jp/
放送 BSフジ。

【※以下ネタバレ】
 

第17話 青く儚き誓い

 

あらすじ

 たくやは神奈のマンションに向かうが、神奈はたくやを醒めた態度で出迎える。たくやは神奈とは自分が幼い頃にも会っているはずと言うが、神奈は何の関心も示さない。それでもたくやは神奈自身の事を教えて欲しいと頼み、神奈はようやく自身の素性について語り始める。

 神奈と母親は普通の人間ではなく、他の人間とは歳の取り方が違うため、一ヵ所に定住することが出来ず、各地を転々としていた。やがて母親が亡くなると神奈は一人で生きていくため、体を売って生活するようになった。そんな生活を送ってるうち、神奈は有馬広大とその妻・恵子に出会い、二人の元でようやく幸せを取り戻す。しかしやがて二人共が姿を消したことで、神奈はまた孤独な暮らしに逆戻りしてしまったのだった。

 神奈はたくやを拒絶し、マンションから追い出す。失意のたくやは学校に戻るが、澪に叱咤され、改めて神奈のマンションに向かう。しかし神奈は北条に呼び出されて既に留守だった。たくやは神奈のメモ用紙の痕跡を元に神奈のあとを追う。

 北条は龍蔵寺の催眠術により半ば狂ったような状態となっており、強引に神奈から有馬広大の行方を聞き出そうとしていた。北条はナイフを振り回してたくやを傷つけようとしたため、ついに神奈は広大の行方を教えるが、広大はこの次元にはもういないと言う。

 広大は、研究の末、400年ごとに別次元の世界「デラ=グラント」とこの次元が栄町で衝突することを突き止めていた。その衝突の際にデラ=グラントからこちらの次元に渡ってくる人間がおり、たくやの母親恵子ことケイティアも神奈の母親もデラ=グラントの人間だった。しかしケイティアは謎めいた言葉を残してデラ=グラントに戻ってしまったため、広大もまたその後を追ったのだという。

 北条はその説明を作り話だと決めつけ襲い掛かってくるが、たくやに叩き伏せられる。そこに絵里子が姿を現し、自分も北条とその雇い主の龍蔵寺を調べていたのだといって、北条を連れていく。

 しかしたくやと北条の争いの際に、神奈のペンダントが壊れ輝きを失ってしまい、神奈は激しく衰弱して動けなくなる。実はペンダントについていたのは超念石であり、空気に触れて効力を失ってしまったのだった。超念石の結晶化はこちらの次元では成功しておらず、ペンダントの石はデラ=グラントから持ち込まれた物だった。たくやは神奈を救うため、別次元に向かい超念石を取ってくると約束する。

 神奈はその言葉を聞き、たくやに広大からの伝言を伝える。別次元に向かうためには、リフレクターデバイスに八個の宝玉全てが揃っている必要があり、最後の一個は広大の部屋の時計の中に隠されていた。さらにリフレクターデバイスを三角山の洞窟の中にある部屋にセットすることで別次元への道が開かれる。たくやは広大の残した指示に従い、デバイスをセットし、その途端まぶしい光に包まれる。

感想

 ようやくこちらの世界のお話はすべて終了……、オリジナルのゲームをプレイしていた時は、亜由美・澪・絵里子・神奈の話をプレイしてへとへとになっていたのに、まだ「これから異世界に行ってくる」とかいう話になったので「うっそだろ……、これだけプレイしたのにまだ終わらないのかよ……(落胆)」みたいな気持ちになった事を良ーく覚えています……

 その点アニメは「残り●話だからまだまだ続くんだよね」とか見当がつけられて良いな、と、心の底から思いました(笑)

 クライマックスに流れるあの曲を聞くと「ああYU-NOだよなぁ」と懐かしくて心が1996年に戻ってしまう……、今度音楽CDを聞き直そう……


 それはそうと異世界編は発売当時内容で物議をかもしたものでしたが、アニメではどうなるのかなぁ?


参考

・1~6話(6回) 亜由美編
・7~11話(5回) 澪編
・12~13話(2回) 絵里子編
・14~17話(4回) 神奈編
 
 
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