かねてから東京創元社から告知されていた「新キャプテン・フューチャー」の詳細の確認が取れました。以前にタイトルだけ確認した時
↓
perry-r.hatenablog.com
の第一印象は「なんじゃこりゃ?!」だったのですが、ようやく中身が掴めてきました。まさかの「21世紀にキャプテン・フューチャーをリブートする企画」だったとは……
■情報1
判型:文庫判
ページ数:464ページ
初版:2020年4月30日
内容紹介
のちにキャプテン・フューチャーの名で太陽系八惑星に知られるカーティス・ニュートンと三人の仲間、フューチャーメンが直面した最初の事件! 古代デネブ人のものとされる月面遺物が観光用に保存されると決まった式典で、演台に立った月共和国選出の有力議員ヴィクター・コルボ。この男こそは、カーティスの幼年期に天才科学者の両親を虐殺した張本人だった。復讐を果たそうとするカーティスたちを、惑星警察機構のエズラとジョオンはマークする。ヒューゴー賞・星雲賞受賞作「キャプテン・フューチャーの死」の著者が、正典を入念に読み込み、完全リブート! 著者あとがき=アレン・スティール/訳者あとがき=中村融
■情報2
東京創元社は2020年4月下旬、アレン・スティール著/中村融訳《新キャプテン・フューチャー》『キャプテン・フューチャー最初の事件』を創元SF文庫より刊行いたします。
『キャプテン・フューチャー最初の事件』(原題Avengers of the Moon)を書いたアレン・スティールは、80年代末にデビューし、90年代に短編「キャプテン・フューチャーの死」でヒューゴー賞・星雲賞を受賞したSF作家。宇宙開発ものを得意とする彼が少年時代に大好きだった、エドモンド・ハミルトンの《キャプテン・フューチャー》を全冊入念に読み込み、21世紀の作品として完全リブートしました。
以下は著者の言葉です。
「本書は、〈スタートリング・ストーリーズ〉1951年5月号に掲載された「〈物質生成の場〉の秘密」以来はじめての公認された新しい《キャプテン・フューチャー》シリーズ作品だ。ハミルトンの小説へのオマージュでもなければパロディでもなく、新世代の読者に向けて《キャプテン・フューチャー》を21世紀によみがえらせようという試みである。そのためには、ハミルトンが創りあげたキャラクターと設定を完全に見直し、アップデートする必要があった。ただし、同時に、オリジナルの精神は受け継ごうと思った」(著者あとがきより/中村融訳)
……、リブートねぇ。「新作」とか「カーティスの少年時代の知られざるエピソード」(例:ヤング・インディ・ジョーンズ)とかじゃなく。
どんなもんなんでしょうかねぇ。リブート版ペリー・ローダン「ローダンNEO」は打ち切られてしまいましたが、こっちは好スタートを切れますかな?
Avengers of the Moon (Captain Future)
Captain Future #1 The Space Emperor
Captain Future #2 Calling Captain Future
Captain Future #3 Captain Future's Chall
Captain Future #4 The Triumph of Captain
Captain Future #5 Captain Future and the
Captain Future #10 Outlaws of the Moon
Captain Future #13 The Face of the Deep