【ウォーゲーム】サイフォンの新作はナポレオン戦争モノ「アウステルリッツの戦い」【こまあぷシリーズ】

ナポレオンの軍隊 近代戦術の視点からさぐるその精強さの秘密 (光人社NF文庫)
 
 デジタルゲームボードゲームの両方を手掛ける稀有な会社「サイフォン」の新作は、ナポレオン戦争モノ。シリーズ化を謳っていて、その第一弾となるのはドメジャーな「アウステルリッツ」です。
 

アウステルリッツの戦い-The Battle of Austerlitz-|サイフォン&コマンドが放つ「こまあぷ」シリーズ
http://si-phon.jp/koma/007/index.html

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こまあぷ7作品目として登場する「アウステルリッツの戦い-The Battle of Austerlitz-」は、新たに登場する「ナポレオンシリーズ」の第一弾として作成されます。ゲームデザイナーは谷村勝一郎。


 舞台は1805年のオーストリア。ウィーンとプラハの間にある町、アウステルリッツ郊外のプラッツェン高地を中心とするエリアで、フランス皇帝ナポレオンとオーストリア・ロシア連合軍が激突した戦いを再現します。この戦いの結果、ナポレオンが勝利してフランスを取り巻く第三次対仏大同盟は崩壊。神聖ローマ帝国は解体され、親仏系のライン同盟がドイツに成立しました。

 
 「ナポレオン戦争のゲームとは、なんてマイナーな物を……、コンピューターゲームでナポレオン物なんて、光栄の「ランペルール」しか知らないぞ」とか一瞬思ってしまいましたが、実はこのこまあぷシリーズの前作は「薔薇戦争」、さらにその前が「百年戦争」、なので、ナポレオンでも相対的には十分メジャーテーマだという(笑)


 ちなみにサイフォンは、今後
 

http://si-phon.jp/koma/000/200401.html#a
中世から近世~近代までと幅広く再現する「神聖ローマ帝国シリーズ」では、神聖ローマ帝国のみならず、プロイセンオーストリアなど広義のドイツ史を扱います。つまり1000年以上の歴史を取り扱うので、これらドイツと敵対した国々も多く登場します。
 例えばイスラム国家としてのウマイヤ朝、遠くアジアから遠征にやってきたモンゴル軍、北方からは30年戦争時代のスウェーデンやオランダ、西方ではブルゴーニュやフランス、そしてドイツ人同士の戦いとしてプロイセンオーストリアが争った七年戦争などを予定しています。

 
 という驚異の「神聖ローマ帝国シリーズ」も展開予定……、他人事ながらこのテーマで商売になるのかと心配になります……


おまけ

 こちらのブログ

Si-phon(サイフォン)|開発者BLOG
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では代表/デザイナーの谷村氏による裏話的な物も読めます。
 
 
コーエー定番シリーズ ランペルール