土曜プレミアム - フジテレビ http://www.fujitv.co.jp/b_hp/premium/
放送 フジテレビ系。2021年8月7日(土)
【※以下ネタバレ】
マーベル史上最高&最凶のダークヒーロー誕生!全世界大ヒットのアクションムービーがついに地上波初放送!
敏腕記者エディ・ブロックは、人体実験で死者を出しているという〈ライフ財団〉の真相を追う中〈シンビオート〉と呼ばれる地球外生命体を発見し接触してしまう。この意思を持った生命体との接触により、エディの体は寄生され、その声が聞こえるようになる。「一つになれば、俺たちはなんだってできる」とシンビオートはエディの体をむしばみ、このまま自分の乗り物となることを受け入れれば強大なパワーを与えるという取引を持ちかける。エディは肉体の変化に困惑しながらも、その力に少しずつ魅入られていく。「俺たちは―――ヴェノムだ」こうして“最悪”の存在、ヴェノムが誕生した!
あらすじ
東マレーシアにスペースシャトルが墜落し、唯一の生存者は奇怪な何かに寄生されていた。
テレビ局勤務の人気記者エディ・ブロックは、上司から「ライフ財団」の総帥であるカールトン・ドレイクのインタビューを指示される。ドレイクは医療分野で財を成し、今や宇宙開発にまで手を出していたが、エディはドレイクが違法な人体実験に関わっているのではないかと疑っていた。そしてインタビューで予定を無視してその件を執拗に追求したため、ドレイクの圧力で仕事をクビになってしまう。
半年後。無職のまま失意の生活を送っていたエディに、ライフ財団の研究者から財団の内情を告発する連絡が届く。それは財団が宇宙船で彗星から回収した地球外生物「シンビオート」を使い人体実験をしているという物だった。ドレイクは生物に寄生するシンビオートを人間相手に寄生させ、宇宙でも生きられる人間を作ろうとしていた。
エディは財団の研究施設に侵入し調査しているうちに、シンビオートに寄生されてしまう。エディはすぐに逃亡するが、財団は警備員を送り込んでエディを捕えようとするものの、地球外生物の力によって超人と化したエディは簡単に撃退する。
一方、マレーシアに墜落した宇宙船から逃れたシンビオートは、宿主を乗り換えながらついにアメリカに到着し、ドレイクに寄生する。ドレイクに宿ったシンビオートは、シンビオートたちのリーダー・ライオットだった。ドレイク/ライオットは仲間を全員地球に連れてくるため、急遽宇宙船の打ち上げ準備を開始させる。
一方、エディに寄生した「ヴェノム」は、地球の事が気に入り、ライオットの行動を阻むため戦いを挑み、宇宙船を破壊してドレイク/ライオットを倒した。
感想
評価は○(イマイチ)。
マーベルヒーロー映画なのですが、これがイマイチすぎてがっかり。
とにかく展開が遅く、二時間の映画なのに、エディがシンビオートに寄生されるのが開始から50分頃、そのあと超人としての能力を発揮するのがさらにそれから数十分後、寄生したヴェノムと意思疎通するのがさらに数十分後、ととにかくのったりまったりのスローペース。見ていてイライラしてきました。
まあ寄生された後は、カーチェイスとか警察相手の大立ち回りとか有りはするのですが、特に目的が無いままただ派手なシーンを展開させているだけ、という感じで、空虚感が凄い。ラスボス・ライオットの登場も残り30分を切ったあたりからくらいで、とにかく、何もかもが遅すぎた。
アクションとかなんとかは悪くないのですが、お話がちょっとこれではねぇ……
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土曜プレミアム・映画「ヴェノム」
最新作公開記念・地上波初放送!
前回の放送日時 2021年8月7日(土) 21:00~23:10
出演者
ヴェノム/エディ・ブロック: トム・ハーディ(中村獅童/諏訪部順一)
アン・ウェイング: ミシェル・ウィリアムズ(中川翔子)
カールトン・ドレイク: リズ・アーメッド(花輪英司)
スタッフ
【監督】
ルーベン・フライシャー