【特撮】感想:特撮「ウルトラQ 4Kリマスター版」第23話「南海の怒り」

ウルトラQ Vol.1 [DVD]

ウルトラQ 4Kリマスター版 NHK https://www4.nhk.or.jp/P5138/
放送 NHK BSプレミアム

【※以下ネタバレ】
 

第23話 南海の怒り

 

あらすじ

ウルトラQ 4Kリマスター版(23)南海の怒り
[BS4K] 2021年08月30日 午後11:15 ~ 午後11:41 (26分)


35mmフィルム原版から4Kリマスター。漁船がミクロネシア付近で不明に。多数の船も行方不明に!調査を依頼された万城目たちが付近に到着すると、巨大な蛸が来襲した


漁船の第五太平洋丸がミクロネシア付近で消息を絶つ。この海域では他にも何隻もの船が行方不明になっているらしい。デスクから調査を依頼された万城目たちが付近の島に到着すると、彼らの前に巨大な蛸(たこ)が上陸してきた!もともと35ミリフィルムで制作されていた1966年放送の特撮ドラマを4Kリマスター。だれも見たことがなかった「ウルトラQ」。


【出演】佐原健二,西條康彦,桜井浩子

 
登場 … 大だこスダール

 太平洋・ミクロネシア沖を航行していた漁船・第五太平洋丸が、海中から現れた巨大な触手に襲われて沈められてしまった。

 毎日新報では、太平洋コンパス島近海で漁船の沈没事故が頻発しているため、取材に由利子を送り出すことになり、万城目・一平、語学の天才の南、が同行することになった。一方、コンパス島では、第五太平洋丸の唯一の生き残りの雄三が助けられ、島の娘アニタに介抱されていた。

 やがて万城目たちがコンパス島にやって来るが、島民からすぐさま出ていくように脅される。しかしそこに巨大タコ・スダールが現れ、島民の子供が襲われる。万城目は危険を顧みず子供を助けたことで、島への滞在が許されることになった。

 雄三にとってスダールは船長だった父の仇だったが、スダールは島民を襲う一方で島の外からの敵の侵入を防ぐ役割も果たしており、島民にとっては神のような存在だった。雄三はアニタを説得し、アニタは自分の父の仇のスダールを倒してほしいと、スダールの住処を教える。

 万城目と一平はボートで島外に出て、国連軍にスダール攻撃を依頼するが、島に戻って来てみると、雄三・アニタ・由利子・南は島民に捕まって、火あぶりにされそうになっていた。

 やがて国連軍機がやってきてスダールの住処に爆撃を行うが、スダールは攻撃を生き延びると島に上陸してきた。雄三、万城目は、島民と共にスダールを迎え撃ち、雄三の投げた槍がとどめとなりスダールは死んだ。

 万城目たちは日本に戻ることになり、雄三はアニタと島で暮らすことになった。<完>


脚本:金城哲夫 監督:野長瀬三摩地 特技監督:的場 徹


感想

 評価は△(ちょっとこれは……)。

 いくら昭和41年(1966年)でもこんなストーリーはあんまりなのでは……、と思ってしまうイマイチ回。


・血気盛んな若者が船に乗って太平洋を航行していたら怪物に船を沈められ
・南の島の美女(演じるのは日本人)に助けられ
・美女のお願いで、島の守り神&祟り神と対決して勝利!
・最後は美女と島で幸せに暮らしました

 って、荒唐無稽すぎて見てらんない……


 そもそも、これ、雄三が主役で、万城目・由利子・一平がいる必要無いし。それにあんな巨大タコが、ちょっとやりが刺さったくらいで死ぬなんておかしくね? と、ひたすら突っ込むことばかり考えてしまう一作でした……
 
 あと、デスクが「さしもの大ダコも<ザ>・エンドだ」と言っているのが気になって気になって(笑) 
 
 
スダール
アンティッQ 懐獣大集結 其ノ四 新造形 スダール|ウルトラQ 円谷プロ
 
 

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