【映画】感想:映画「麗しのサブリナ」(1954年:アメリカ)

麗しのサブリナ [DVD]

NHK BSシネマ http://www.nhk.or.jp/bscinema/
放送 NHK BSプレミアム。2022年5月4日(水)

【※以下ネタバレ】
 

主演オードリー・ヘプバーン、共演ハンフリー・ボガート。大富豪の兄弟と、運転手の娘サブリナとの恋の騒動を描くビリー・ワイルダー監督の傑作ロマンチック・コメディー。


オードリー・ヘプバーン主演の傑作ロマンチック・コメディー。大富豪ララビー家のプレーボーイ、デビッドに失恋した運転手の娘サブリナは、パリへ留学する。2年後、美しい令嬢となって戻ってきたサブリナに、デビッドも堅物の兄ライナスもひかれるが…。共演はハンフリー・ボガートウィリアム・ホールデンビリー・ワイルダー監督の軽妙な演出、「サブリナパンツ」というファッションを生んだ華麗な衣装も話題となった。

 

あらすじ

 大富豪ララビー家に仕える運転手フェアチャイルドの一人娘サブリナは、ララビー家の次男でプレイボーイのデビッドが好きで好きで仕方がない。しかしデビッドにはサブリナは全く眼中になく、サブリナは父からも分不相応な恋をするなと戒められる。

 そしてサブリナは嫌々パリの料理学校での修行に旅立つが、パリでもデビッドの事を諦められずにいた。しかし料理学校の生徒である老伯爵にアドバイスをうけ、サブリナは洗練された女性に変身する。


 二年後。帰国したサブリナは見違えるようにあか抜けた美女に変身しており、デビッドはサブリナにぞっこんになってしまう。しかしデビッドは既に大富豪タイソン家の令嬢エリザベスと婚約しており、ララビー家の事業拡大のため二人の結婚はもはや決定事項だった。

 デビッドの兄でララビー工業の社長ライナスはサブリナをデビッドから遠ざけようと、怪我をしたデビッドに変わりサブリナの相手をする。そしてサブリナには仕事を放り出してパリに行きたくなったと打ち明けるが、それは芝居だった。ライナスの計画では、サブリナに船の乗船切符を送り、二人でパリに行くと思わせて、サブリナだけをパリに追い払うつもりだった。

 サブリナはライナスにエスコートを受けるうち、だんだんライナスの事が気になっていく。しかし彼がサブリナをパリに追い払おうとしていたことに気が付き、ショックを受けて立ち去る。

 ライナスはサブリナの姿にショックを受け、事業拡大は諦め、デビッドにサブリナと一緒にパリに駆け落ちするように促す。ところがパリ行きの船が出港したのにデビッドはライナスのところに現れ、サブリナが本当に好きなのはライナスだと言う。それを聞いたライナスは仕事を放りだし、デビッドが手配していたタグボートに乗ってパリ行きの船に追いつき、船の上でサブリナと再会して抱き合って〆。


感想

 評価は○(まあまあ)。

 ヘプバーンとボギーとウィリアム・ホールデンが共演しているという夢みたいに豪華な映画。内容はまあまあ。

 お話としては軽い恋愛物で結構楽しいのですが、序盤がもたつき気味というか、サブリナがパリに行って帰ってくるまでのあたりはもうちょっとさらっと流しても良かった感があり、そのあたりがちょっとマイナス。でもまあ、トータルで見れば悪くないお話でした。

 映画ではなく30分のドラマとかなら良かったかも(なんてことを)
 

シネマ「麗しのサブリナ」<字幕スーパー><スタンダードサイズ>
[BSプレミアム] 2022年05月04日 午後1:00 ~ 午後2:55 (115分)


【製作・監督・脚本】
ビリー・ワイルダー
【原作・脚本】
サミュエル・テイラー
【脚本】
アーネスト・レーマン
【撮影】
チャールズ・ラング・ジュニア
【音楽】
フレデリック・ホランダー
【出演】
オードリー・ヘプバーンハンフリー・ボガートウィリアム・ホールデン ほか


製作国:
アメリ
製作年:
1954
原題:
SABRINA
備考:
英語/字幕スーパー/白黒/スタンダード・サイズ

 

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