ドキュメント「シン・仮面ライダー」 https://www.nhk.jp/p/ts/X8334LM5QK/
放送 NHK BSプレミアム。
www.nhk.jp
【※以下ネタバレ】
内容
ドキュメント「シン・仮面ライダー」~ヒーローアクション挑戦の舞台裏~
[BSプレミアム] 2023年03月31日 午後10:00 ~ 午後11:18 (78分)
映画『シン・仮面ライダー』の制作現場に密着。『仮面ライダー』シリーズ52年の歴史で長期取材は初!ヒーローアクションに挑んだクリエーターたちの2年間の記録。
映画監督の庵野秀明が『シン・ゴジラ』以来、実写としては7年ぶりに監督をする『シン・仮面ライダー』。52年前、当時小学5年で大きな衝撃を受けた『仮面ライダー』を、庵野監督が自らの手で現代によみがえらせる。主演に俳優の池松壮亮を起用し、手だれのアクション・チームを招集。「ノスタルジーと新しさを融合したアクション映画」を目指すが、この相反するテーマは、制作現場に大いなる葛藤と波乱を呼ぶことになる。
今年3月公開された映画「シン・仮面ライダー」の撮影の舞台裏を取材したドキュメント番組。
2021年1月、庵野監督とデザイナーの前田真宏・山下いくと・出渕裕が仮面ライダーのデザイン案を出し合って、最終的に前田案の50年前のオリジナルっぽいデザインに着地。
2021年7月、マスクの粘土版的なものが完成。庵野監督がそれを見て、口のところを二ミリ伸ばしてくれとか細かく注文。
2021年10月。撮影開始。しかしアクションシーンをやるたびに、庵野監督が「組み手をやっているみたい」とか「段取り通りやっているみたい」とか文句をつけてサッパリ先に進まない。スタッフはどうしたらいいんだと困りながら撮影は続く。
そして、ラストバトルの「ダブルライダー対チョウオーグ」の格闘シーンで、またしても庵野監督は「長すぎる」「段取りとおりにしか見えない」「必死さがない、全部アドリブでやってもいい」とかメチャクチャを言い出して、俳優たちもスタッフも凍り付く。
俳優たちが自分たちでアクション内容を考えなきゃならなくなり、そこにアクション監督も力を貸して、なんだかんだで撮影終り。
2022年はCGとか特撮の爆破シーンとかを色々撮影。
そして2023年春に公開にこぎつけました。
感想
絶賛公開中の映画の撮影の舞台裏を、二年前から張り付いて撮影していたNHKがドキュメント番組として放送。「NHK」が「特撮映画」の、しかも「仮面ライダー」テーマの番組を作るなんて、ホント時代は変わったよな~。
映画の撮影の実態なんて初めて見ましたが、いやこれ、庵野じゃ無かったら放送した途端ネット大炎上案件(笑) だってアクションシーンでアクション監督が必死で考えてくれたものを見て、「うーん、なんか違うんだよなー、使えんわ」とかことごとく拒否(笑)
これが庵野以外の人間だったら、「適切な修正案を何も出さず『何かしっくりこない』としかフワッとした事しか言えない無能老害」とか叩かれること必至ですわ(笑) まあ庵野を神とあがめる人がいるだろうからそうはなりませんでしたが。