【小説】記事『紙の書籍しか実現できない”ミステリー小説が話題』→『世界でいちばん透きとおった物語』【ホントに?】

世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫 す 31-2)

2023-06-14 18:48
“紙の書籍しか実現できない”ミステリー小説が話題 10代~20代にも広がる異例のヒット | ORICON NEWS
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 5月1日発売のミステリー小説『世界でいちばん透きとおった物語』(杉井光著・新潮文庫nex)が、大ヒットになっている。全国書店で次々にベストセラー1位を獲得、完売店続出、数々の著名人から熱いコメントが届くなど、話題沸騰で、発売直後から「今までに読んだ本で一番の衝撃」、「本の形をした芸術作品」、「何を言ってもネタバレになるから、スゴイとしか言えない」など次々に口コミが寄せられているが、このたびさらなる重版が決定し、発売から約1ヶ月で累計発行部数10万部となった。

 同書には紙の書籍でしか実現できない、ある仕掛けが施されている。読者に“体験”をもたらす驚きの企みに、仰天の口コミが次々に広がり、普段あまり本を読まない読者、特に10~20代にまで広がる異例のヒットとなった。

 
 だそうです。

 肝心の本はこちら。
 ↓

http://www.amazon.co.jp/dp/4101802629
世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫 す 31-2) 文庫 2023/4/26
杉井 光 (著)
出版社:新潮社 (2023/4/26)
発売日:2023/4/26
文庫:240ページ

絶対に予測不能な衝撃のラスト――あなたの見る世界は『透きとおる』。


 大御所ミステリ作家の宮内彰吾が、癌の闘病を経て61歳で死去した。
 女癖が悪かった宮内は、妻帯者でありながら多くの女性と交際しており、そのうちの一人とは子供までつくっていた。
それが僕だ。


 宮内の死後、彼の長男から僕に連絡が入る。
「親父は『世界でいちばん透きとおった物語』というタイトルの小説を死ぬ間際に書いていたらしい。遺作として出版したいが、原稿が見つからない。なにか知らないか」


 奇妙な成り行きから僕は、一度も会ったことがない父の遺稿を探すことになる。知り合いの文芸編集者・霧子さんの力も借りて、業界関係者や父の愛人たちに調べを入れていくうちに、僕は父の複雑な人物像を知っていく。
 やがて父の遺稿を狙う別の何者かの妨害も始まり、ついに僕は『世界でいちばん透きとおった物語』に隠された衝撃の真実にたどり着く――。

 
 煽りが凄いと、眉に唾つけたくなりますね。少し落ち着いてから購入を考えよう。