クトゥルフの呼び声 大型本 1993/5/28
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クトゥルフの呼び声TRPG サプリメント
日本モジュール 黄昏の天使 夜叉姫伝説:第一部
Call of Cthulhu
THE TWILIGHT ANGEL
the stories of the Demon Princess : First part
"黄昏の天使"は"クトゥルフの呼び声"の今まで以上に幅広く、奥深いプレイを可能にするシナリオとサプリメントのセットです。
シナリオは全部で8つのシナリオから構成されているキャンペーン・シナリオである「黄昏の天使」で、これはこれまでの"クトゥルフの呼び声"のキャンペーンと違い、1980~90年代の現代日本を部隊として設定しているため、これをプレイするために、同じ箱の中にサプリメント「1980年代資料集」が用意されています。
現代日本で一番売れている(信じられない!)TRPG「クトゥルフ神話TRPG」ですが、日本で一番最初に売ったのはホビージャパンで、その時は「クトゥルフの呼び声TRPG」というタイトルでボックス入りで発売されました。1986年のことです。
※あの頃はまだ異世界ファンタジー物とか日本の中高生はまるで知らなかったので、ホビージャパンはトラベラー(宇宙SF)とかジェームズ・ボンド007RPG(スパイアクション)とか本作(ホラー)とか当時の中高生に理解できる作品をまず出しておったのじゃよ、フォフォフォ(謎の老人語り)
で、「クトゥルフの呼び声TRPG」のサプリメントとして発売されたうちの一つが「黄昏の天使」(1988年)。それまでのサプリメントが海外作品の翻訳だったのに対し、これは日本人デザイナー(有坂純)による、現代(当時、つまり1980年代)日本が舞台ということで、大きく注目されたものでした。
しかしタイトルに「第一部」と書いてあるとおり、続編が予定されていて、デザイナーよれば次に「ローレライ=パルティータ」という作品が出るはずだったのですが、いつまで経っても音沙汰がなく、結局幻におわってしまったのでした……
そして年月は流れ、黄昏の天使は今では12万5000円(!)で取引されるように……、ということで、ちょっと興味を持って調べてみたんですけどね……
↓
黄昏の天使を再評価する
https://note.com/rurumarks/n/ndd28f5254096
「黄昏の天使」は1988年11月Hobby Japaneより発売された、現在に於いてもクトゥルフ神話TRPG日本公式から発売された唯一の単体としてのキャンペーンシナリオである。当時、学生であった有坂純氏によって作成されたシナリオである本作の評価は、それほど良いモノではない。いや、それどころかシナリオの内容については「ゴミカス」だとか「10万円するポエム集」、「付属サプリが本体」など非常に辛辣なモノが多い。
ルルもこのキャンペーンはプレイヤーとして1回、キーパーとして既に4回、計5回このキャンペーンを体験している事から、正直この評価は妥当だと考えている。
おいおい。他のサイトも調べましたけど、この人だけの意見ではない模様。じゃあ何故そんなものが12万5000円なんだ? 理解に苦しむな?
おまけ
いあいあ!クトゥルフシナリオレビュー 黄昏の天使
https://iaia-cthulhu.com/2017/04/26/post-334/
あと、ここ、完全にネタバレしまくっています。
↓
ピクシブ百科事典 黄昏の天使
dic.pixiv.net