http://www.amazon.co.jp/dp/477532053X
GMウォーロック VOL.7 (7) 単行本 2022/10/21
グループSNE (著), 安田 均 (監修)
出版社:新紀元社 (2022/10/21)
発売日:2022/10/21
単行本:212ページ
今、アナログゲーム雑誌「GMウォーロック VOL.7」（新紀元社）を読んでいるのですが、その中にこんな記事が！
↓
http://www.groupsne.co.jp/products/magazine/GMW/vol07.html
【暗黒神話TRPGトレイル・オブ・クトゥルー】
今冬発売のサプリメント『宇宙の彼方より』の最新情報を掲載。黄の衣服をまとった謎の女との約束と君の奇妙な体験を描くソロアドベンチャー「黄衣の媼」は小説『沙耶の歌』ゲーム「黒の断章」を手掛けた大槻涼樹が執筆。
あの！ 大槻涼樹先生が！ クトゥルフ物TRPGのソロシナリオを！ そして挿絵は何度もコンビを組んでいる吉澤友章氏！
いやー、大槻＆吉澤両先生のお仕事がアナログゲーム雑誌で読めるとは。1990年代のエロゲゲーマーで「黒の断章／ESの方程式」のムックをまだ持っている身としては、なんとも感慨深いものが……
そういえば、このお仕事は以前大槻先生が当該雑誌の発売前にツイッターで告知していて、それを見ていたのに、いざ雑誌を読むときまですっかり忘れてました(笑)
肝心のお仕事は「黄衣の媼（こういのおうな）」という、TRPG「トレイル・オブ・クトゥルー」のソロシナリオ、つまりミニゲームブック的な物。1920年代の、我々が知る歴史とは異なるアメリカを舞台にした、パラグラフ数44のショートシナリオです。
まあ、あまりパラグラフの構成は凝っておらず、「1の次は2、2の次は3……」的に、殆ど順番に読んでいく感じで、そんなに複雑な分岐とかは有りませんが、複雑な分岐で苦しめる（？）というより「変則小説」的な立ち位置として作られたように見えました。
それにしてもGMウォーロックの編集者が、「クトゥルー物のTRPG→黒の断章→大槻涼樹」と思いついて、この仕事を依頼してきちんと成立させた、というのが大ヒットですね。
