【海外ドラマ】感想:海外ドラマ「特攻野郎Aチーム」シーズン2 第23話(最終話)「絶体絶命!モンキ-のご臨終」

特攻野郎Aチーム シーズン 2 バリューパック [DVD]

特攻野郎Aチーム シーズン2 https://www.twellv.co.jp/program/drama/a-team-s2/
放送 BS12。

【※以下ネタバレ】
 

不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する。俺たち、特攻野郎Aチーム
命知らずの個性派集団“Aチーム”の活躍を描く、80年代を代表する痛快アクション・アドベンチャー

 

シーズン2 第23話(最終話)「絶体絶命!モンキ-のご臨終」 CURTAIN CALL

あらすじ

デッカー大佐はAチームが牛泥棒のラス・クレイトンを追っていることを知る。デッカーが現れたとき、Aチームはすでに姿を消していたが、地面には血痕が残っていた。実は、クレイトンが逃亡を図りハンニバル(ジョン・スミス)を狙って発砲したが、クレイジーモンキー(H・M・マードック)がかばって撃たれたのだった。Aチームはクレイジーモンキーを救うために治療ができる場所を必死に探す。

 
 デッカー大佐は、いつものように部下たちを引き連れてAチームの元へと突進していた。同じころ、Aチームは悪党一味をこらしめて勝利の余韻に浸っていたが、ハンニバルが悪党に撃たれそうになり、かばったモンキーが身代わりとなって銃弾を受けてしまう。そこにMPがやってきたため、Aチームは慌てて逃走した。

 ハンニバルたちはフェイスが見つけてきた山小屋に重傷のモンキーを担ぎ込むが薬などはなく、モンキーの容態は急速に悪化していった。フェイスとターニャは救急セットを求めて、20キロ先にあるレンジャー基地へと向かうが、そこは既にデッカー大佐たちが到着して臨時基地として使用していた。フェイスは大胆にも兵士の格好をして潜り込み、救急セットを持ち出すとすぐに逃げ出す。しかし救急セットには発信機が取り付けられていた。

 ハンニバルたちはデッカーの部下たちの追跡を逃れるため、簡易タンカにモンキーを寝かせて山小屋を脱出し、近くの廃坑に移動した。そこにフェイスたちが救急セットをもって戻ってきたため、モンキーの体から銃弾を抜き取り応急処置を施した。

 しかし、そこにデッカー大佐たちが現れ廃坑を包囲したため、ハンニバルたちは諦めて投降する。そして『顔面を負傷したフェイス』(実はモンキーだが顔を隠している)はもう長くないので一緒にバンに乗せて最期を看取らせてくれと頼み、デッカーは了承する。そこに兵士の変装をして隠れていたフェイスが現れ、バンの運転席に乗り込み、そのまま急発進しデッカー達を振り切って逃走した。


 後日。デッカーは、退役軍人病院にいるモンキーを訪問し何か手掛かりを得ようとするが、モンキーの支離滅裂な言葉に会話にならず、あきらめて引き上げた。それをハンニバルたちが楽しそうに見送っておしまい。


感想

 シーズン2の最終話。今回は予算が無かったのか、放送時間の半分くらい過去の放送内容を再利用するという省エネ回でした(笑)

 メインのストーリーは、モンキーが撃たれて重傷になって、他のメンバーが治療のため奮闘し……、というものでそれはそれで面白かったのですが、その合間にハンニバル・フェイスマン・コング・モンキー、そしてデッカー大佐までもが「思い出すなぁ、あれやこれや……」と心の中で考えながら過去のことに思いをはせて、第1・第2シーズンの内容を再度放送して時間稼ぎをしていました。丸ごと新作を作るお金か、はたまた時間的余裕が無かったのかもしれません……

 まあ、そういう手抜きはあったものの、最後はいつものように上手い手でデッカー大佐に一杯食わせて華麗に逃亡する、といういつものパターンで幕を閉じたので満足度は高い回でしたね。

 
 

他の回の内容・感想は以下のリンクからどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 
 

特攻野郎Aチーム シーズン2
命知らずの個性派集団“Aチーム”の活躍を描く、80年代を代表する痛快アクション・アドベンチャー


シーズン2も”ハンニバル”ことジョン・スミス(ジョージ・ペパード)、”フェイスマン”ことテンプルトン・ペック(ダーク・ベネディクト)、”コング”ことB・A・バラカス(ミスター・T)、そして”クレイジーモンキー”ことH・M・マードック(ドワイト・シュルツ)の金しだいで何でもやる腕利きの軍人チームが、ジンバブエにあるダイヤモンド鉱山からベルエアーの怪しげな通りまで危険な冒険を繰り広げる。
(日本語吹替)



【出演者】
キャスト:役名(吹替)
ジョージ・ペパード:“ハンニバル”ジョン・スミス(羽佐間道夫
ダーク・ベネディクト:“フェイスマン”テンプルトン・アーサー・ペック(安原義人
ドワイト・シュルツ:“クレイジーモンキー”H・M・マードック富山敬
ミスター・T:“コング”ボスコ・アルバート・バラカス(飯塚昭三


【スタッフ】
製作総指揮:スティーブン・J・キャネル、フランク・ルポ