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感想:海外ドラマ「スパイ大作戦」第18話「どちらが無実!?」

スパイ大作戦 シーズン1<トク選BOX> [DVD]

スパイ大作戦BSジャパン http://www.bs-j.co.jp/missionimpossible/
スパイ大作戦 パラマウント http://paramount.nbcuni.co.jp/spy-daisakusen/
放送 BSジャパン

【※以下ネタバレ】
 

第18話 どちらが無実!? The Trial

 

あらすじ

東ヨーロッパ随一の危険人物、ヨセフ・バーシュ。彼は自己の勢力拡大のために、無実のアメリカ人を裁判にかけようとしていた。その計画を阻止するため、おとりとなり裁判に臨むダン・ブリッグス(スティーブン・ヒル)。


東ヨーロッパ某国の検察官であり、秘密警察長官のヨセフ・バーシュ。彼はアメリカ人を裁判にかけ有罪とすることで、国内での自らの勢力拡大を目論んでいた。そんなバーシュに対し、ブリッグス(スティーブン・ヒル)がおとりとなり逮捕される。バーシュの権力下で裁判に臨むことになるブリッグス。果たしてブリッグスは無実を勝ち取り、バーシュを失脚させることが出来るか!?

※DVD版のタイトルは「冷戦のダイナマイト」。


【今回の指令】
 東欧某国の秘密警察長官ヨセフ・バーシュは、東西冷戦に火をつけようとする一派の一人であり、穏健派の副首相クドノフとは激しく対立している。この度バーシュは自国での勢力拡大のため、アメリカ人旅行者を無実の罪で逮捕しようと計画している。IMFはこの計画を阻止し、今後このようなことが二度と起きないようにしなければならない。


【作戦参加メンバー】
 ブリッグス、ローラン、ウイリー。


【作戦】
 IMFは作戦のためリサという女性に目をつける。リサはかつて夫が西側のスパイだと知ると、すぐに秘密警察に密告して売り渡し、今はバーシュの愛人となっている人物である。

 ブリッグスは農業の専門家の名目で入国し、各地で視察をした後、夜クドノフ副首相に面会する。ちょうど同じ時間にローランはブリッグスに変装し、リサと面会してスパイだという証拠を山ほど残した後逃げ出す。すぐにバーシュはブリッグスを逮捕する。

 すぐに裁判が開かれ、バーシュはブリッグスがアメリカのスパイで破壊工作をたくらんでいたと主張する。ローランは弁護士としてブリッグスを弁護するが旗色が悪い。ところがクドノフはバーシュを訪ね、ブリッグスとリサが会っていたと言われる時間には、ブリッグスは自分と話していたのでアリバイがある、と言う。バーシュはクドノフに裁判でそれを証言されると困るので、部下に命じてクドノフを暗殺させようとするが、ローランの介入で失敗する。

 翌日。裁判でローランはリサがバーシュの愛人だと暴露し、さらにクドノフが裁判所に現れ、ブリッグスのアリバイを証言する。状況はどうみてもバーシュが愛人と組んで無実の人間を陥れたようにしか見えず、バーシュは逮捕され、ブリッグスは無罪放免となる。


感想

 評価は△。

 一応「IMFが計略でターゲットをひっかけてスマートに使命を達成する」という基本ラインは守っているが、IMFの計略が浅くてイマイチ面白みに欠け、あまり楽しいエピソードではなかった。

 冒頭ブリッグスがローランに「クドノフがアリバイになる」というセリフを繰り返すので、何かの暗喩かと思ったのだが、実際は「裁判でクドノフがアリバイを証言してくれる」というまんまの意味だったのでガックリ来てしまった。

 この手の法廷物は最後の華麗な大逆転がウリなのだが、本エピソードは「クドノフの証言で、追及していた検察官のバーシュの方が逮捕される」という逆転劇にもかかわらず、いまひとつ盛り上がらなかったのは残念だった。

 さて、今までのエピソードではローランの変装はあくまでメイクやかつらによって別人に化けるという現実を踏まえたものだった。しかし今回は顔の皮的マスクを貼り付けることで全くの別人のブリッグスに化ける、というフィクション感爆発の変装術を披露していた。また終盤、おどおどと法廷に入ってきたローランが顔の皮をめくると、実はクドノフ副首相だった、というシーンも展開される。これ以降のエピソードでの変装名人たちの愛用品「顔マスク」がふんだんに使用されているが、話の面白みにあまりつながっていないのは惜しいことだった。


参考:今回の指令の入手方法

 ブリックスが建築家の無人のオフィスに入り、机の中から小型レコードプレーヤーと資料を取り出す。レコードを再生して指令を確認すると、レコードは最後に「この録音は5秒以内に消滅する」といって白煙が立ち昇る。


おまけ

 ウィキペディア日本語版の「スパイ大作戦のエピソード一覧」で日本語タイトルが間違ってますね。

18話
原題 The Trial
邦題 ×列車偽装作戦 〇冷戦のダイナマイト

24話
原題 The Train
邦題 ×冷戦のダイナマイト 〇列車偽装作戦

 と入れ替わっています。 そらまあ「The Trial」と「The Train」はすごく良く似てますけどね。参考 http://www.imdb.com/title/tt0649359/?ref_=tt_ep_nx


他のエピソードのあらすじ・感想

perry-r.hatenablog.com