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感想:アニメ「キャプテンフューチャー」第13話「惑星に空気がなくなるとき」

コロムビア・サウンド・アーカイブス キャプテンフューチャー オリジナル・サウント・トラック-完全盤-

東映チャンネル | キャプテンフューチャー http://www.toeich.jp/program/1T0000010881/201705
放送 CS放送東映チャンネル。全52話。1978年~1979年作品。

【※以下ネタバレ】
 

第13話  惑星に空気がなくなるとき (「輝く星々のかなたへ!」より)

 

あらすじ

 「輝く星々のかなたへ!」編・第1回(全4回)

 小惑星ラグナ星は、自然に大気などを留めておく力が無く、工場で空気や水を生産していたが、ついに資源が枯渇してしまい、人間の生存が不可能になりつつあった。太陽系政府はラグナ星の住人を別の星に移住させることにしたが、故郷を捨てることを拒む人々は暴動を起こす。しかしその前にキャプテンフューチャーが現れ、人々に必ずラグナ星を復活させることを約束し、それを信じた住人たちは移住先へ旅立った。

 フューチャーは、事態の解決のため、伝説の「物質生成の場」の探索を決意する。物質生成の場とは、太陽が光を放つように、物質が次々と生み出されている場所で、その秘密を解明すれば空気や水をいくらでも作り出せるはずだった。フューチャーたちは、いて座方面にある物質生成の場へ向かうため、新型超高速エンジン「振動ドライブ」をコメット号に搭載し、エズラジョーンたちの制止を振り切って旅立った。

 コメット号は物質生成の場があると思われる宇宙塵の雲を発見し突入するものの、猛烈な流れの前に行く手を阻まれた上、振動ドライブが破損してしまう。コメット号は何とか脱出し、近くの惑星に着陸したが、特殊金属テレヴィウムが無ければ振動ドライブの修理は不可能だった。

 直後、フューチャーたちは怪物の群れに襲われるが、アンタレス星出身だというスクル・カルとホル・ジョルの二人に助けられる。二人もまた物質生成の場を求めて探索に来たのだという。しかし物質生成の場は「見張り」に守られ、帰って来た者はいないと告げられる。続く。


感想

 おそらくこのアニメで一番の問題作(?)がスタートです。

 原作小説では、これまでの話は太陽系内での話で、このエピソードで初めて、フューチャーが開発した超高速エンジン「振動ドライブ」を利用して太陽系の外に飛び出します。だから、「いて座方面に行きます」と言うと、エズラたちが慌てて止めるほどの無茶な旅なのです。

 ところがアニメでは、最初からワープが使えて、他の恒星系に気楽に移動できていますから、物質生成の場探しの困難さが原作ほどには伝わってこないんですよね。一応アニメでも、物質生成の場は「銀河系の中心部、いて座の大星雲、にある」といっていて、コメットでも何年もかかる場所とか断ってはいるのですけどね……、すぐにフューチャーが、ワープを超える超高速エンジン「振動ドライブ」を持ち出してくるので、全然遠いような気がしない。

 その他に、「そもそもフューチャーたちは何故「物質生成の場」という物があるのを知っているのか?」とか「初対面のアンタレス人たちと何故スラスラ会話できるの?」とか「ラグナ星って惑星じゃなく小惑星なんですけど」とか突っ込み始めているとキリがないです。40年前にブログを書いていたら、多分おんなじことを愚痴りまくっているような気がする……

 なにより、フューチャーたちは一億年前にタイムトラベルした時もそうだったのですが、きちんと修理部品を積んでいこうよ、と声を大にして忠告したい。なまじその場しのぎの対応能力があるので、どうもちゃんと用意をしてから冒険に行く、という感覚がないぽいぞ。

キャプテンフューチャー」の他のエピソードのあらすじ・感想は、以下からどうぞ

アニメ「キャプテンフューチャー」あらすじ・感想まとめ


輝く星々のかなたへ!/月世界の無法者 <キャプテン・フューチャー全集5> (創元SF文庫)