書評「星のメールストローム (ローダン338)」

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星のメールストローム (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-338 宇宙英雄ローダン・シリーズ 338) (文庫)
H.G.エーヴェルス (著), ハンス・クナイフェル (著), 増田 久美子 (翻訳)
出版社: 早川書房 (2007/08)
ISBN-10: 4150116253
ISBN-13: 978-4150116255

宇宙英雄ローダン・シリーズ 338 巻

 日本で発売されている小説では最長を誇るSF「宇宙英雄ローダン・シリーズ」の一冊です。

翻訳  =増田 久美子
発売  =2007年 8月
収録  = 675 & 676
サイクル= 第11サイクル「公会議

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◇675話 権力のモニュメント(H・G・エーヴェルス)

 惑星オリンプに謎の黒いピラミッドが着陸した。ピラミッドは誰も正体を知らない公会議第三の種族が運用しているらしい。アーガイリスはピラミッドの秘密を探るため内部に潜入するが?!

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 遂に公会議第三種族のあの連中が登場です。しかし「公会議の誰も正体を知らない」ってどんな同盟関係だ。

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◆676話 星のメールストローム(ハンス・クナイフェル)

 転送に失敗した地球は、二つの島宇宙を結ぶエネルギーの大過流、「星の過流(メールストローム)」に出現した。ローダン達は事態の解明に全力を傾けるが、さらに追い討ちをかける様に地球・月の各所で異変が続出し?!

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 地球大放浪物語いよいよ開始です。ラストの締めの文が渋い。ローダンシリーズで文章が印象に残るのは久しぶりです。

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