いよいよ「今年を示す漢字一文字」だのが話題になり始めて、2007年も残り半月程度になった事を認識し、そして月日の速さに愕然とさせられます。この間正月の旅行に行ってきたばかりだと思っていたのに。
という事で、もう今年を振り返ろうかと思います(はてなで日記をつけているとタイトル一覧が出せるので一年の振り返りも楽になりました。)
(オタク業界においての)今年の一般的な話題のうち、目立つところは「らき☆すた」と「初音ミク」かなぁ。どちらも直接的には接触は有りませんでしたが、ネット界隈では話題沸騰と言う感じでしたし。
個人的にはこんなところかしら。
●テレビ番組編
・「仮面ライダー電王」大当たり
へぼいライダーのデザイン、電車で通勤、等、果てしなく期待していなかった「電王」ですが、「コメディ」という予想外の切り口で意外にもホームラン級の出来栄え。久々に2000年代ライダーで当たりが出ました。
・「精霊の守り人」も素晴らしく
アニメ「精霊の守り人」は一言で言うと「渋い」、そして面白い。最初から最後まで作りこまれていて、一言も文句を言うところが有りませんでした。秀作。
・リリカルなのは第三期、大外れ
「リリカルなのは」シリーズ第三期の「魔法少女リリカルなのはStrikerS」、意外にも失望させられる出来でした。成長したなのはとフェイトとはやて、というキャラクターを全く使いこなせず、ムダに増やしたサブキャラを持て余して2クールをダラダラと過ごした悲しむべき出来栄えに・・・
・「ヒロイック・エイジ」意外に良かった
神話的世界観+宇宙艦隊+怪獣、というなんだか不安な出だしだった「ヒロイック・エイジ」ですが、意外にも面白かったという。こういう形で当たりが拾えると嬉しいですね。
●漫画編
・「ギャンブルフィッシュ」がイカす
週刊少年チャンピオンの「ギャンブルフィッシュ」がぱっと思いつく限り一番勢いがありました。当初「学園に来たワルがギャンブルでのし上がるピカレスクロマン」でしたが、あっという間に方向転換し、1980年代の少年ジャンプ的対決漫画にシフトして快走しています。主人公トムの相手が美人ばっかりというのがまたニーズを良く捉えていますし、トムの必殺技「姑息なインチキ」が意外と楽しいし。
・「タブロウ・ゲート」の復活
01年頃に角川系の雑誌で連載されたものの未完で終った「タブロウ・ゲート」(鈴木理華)が秋田書店の「プリンセス・ゴールド」で大復活!! もう涙が滲みそうでした。
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受け身な話題ばっかりだ。自分で何かした、というものがメインで無いといけないのにね。来年はもう少しふんばろう。