感想:雑誌「コミックヴァルキリー」2008年9月号(Vol.13)

■公式サイト
http://www.comic-valkyrie.com/

 この雑誌も創刊2周年を迎えたそうです。最初は「コミックアンリアル」とどっちがどっちだかわからないような感じの、マイナー感漂う、見ているのが辛いような雑誌でしたが、何時の間にか面白い連載も増え、それなりに有名な漫画家もぽつぽつ参加する、なかなかに楽める雑誌に成長しておりました。

 もうここまで来れば、あとは月刊化までのカウントダウンがいつ発動するかですね。メイン連載「フリージング」だけならもう事実上月刊ですから、あとは他の作品がどれだけ用意できるかですかね。


>フリージング / 原作:林達永・作画:金光鉉

 毎度おなじみ一挙2話掲載です(第14,15話)。今月はサテライザー先輩と転校生のラナさんが、主人公のカズヤ君のパートナーの地位を賭けて鉄拳で衝突します。軍服っぽい制服で殴りあうというシチュエーションは燃えますね。


鬼姫VS / 原作:林達永・作画:李秀顯

 第4話。前回最後にちらっと登場した新キャラが本拡参加。年寄りくさい口調のロリッ娘という結構あざとい造形ですが、主人公のクラスメートのツンデレ娘も巻き込んでの展開はこれも燃えます。


>正義研究会セレナード / よこやまなおき

 何時の間にか「魔王女編」とかいうエピソードになっていまして、今月が完結編です。戦隊物と魔法戦士物が合体して一体どうなるかと思いましたが、意外に上手くまとまってめでたしめでたし。


>触手姫 / 黒葉

 な、なんてこったい。「8ページしか載ってない」のですけど? 隔月でこの仕打ちは酷いと思う。結構好きな漫画なのに。


★蛇足

>インフィニティブレード / KEN+

 うわっ・・、いつも話の展開が血なまぐさい+陰湿なマンガですが、今月は特に酷くて読んで落ち込みました。いつもの50パーセント増しにダークでブラック。疲れているときに読みたくない内容です。というか思い出すだけで気分が悪い・・・