小説「アフィリー」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 350巻)の感想です。
(注意)
新サイクル「<アフィリー>サイクル」の内容を知りたくない方はご注意ください。
■データ(公式)
http://www.amazon.co.jp/dp/4150116733/アフィリー (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-350 宇宙英雄ローダン・シリーズ 350) (文庫)
クルト・マール (著), 嶋田 洋一 (翻訳)文庫: 271ページ
出版社: 早川書房 (2008/08)
ISBN-10: 4150116733
ISBN-13: 978-4150116736
発売日: 2008/08
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■宇宙英雄ローダン・シリーズ 350巻
日本で発売されている小説では最長を誇るSF「宇宙英雄ローダン・シリーズ」の一冊です。
翻訳 = 嶋田洋一
発売 = 2008年 8月
収録 = 699 & 700話
サイクル= 第11サイクル「公会議」(699話)/第12サイクル「アフィリー」(700話)
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◇699話 異恒星のもとのテラ(クルト・マール)(訳者:嶋田洋一)
ローダンはゼウスにテラを最寄の『恒星メダイロン』の軌道に乗せるように依頼し、ゼウスは交換条件として、産卵に必要な雄プローンを要求した。ローダンは雄プローンの確保のため女王ジャイマダル・コンツェントリンと交渉するが?!
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公会議サイクル完結編。遂にプローンの内紛に決着がつき、そして最後のローダンの嘆きが心に響きます。考えればこれが次のサイクルへの伏線であったのか。
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◆700話 アフィリー(クルト・マール)(訳者:嶋田洋一)
3540年、テラの住民の多くが感情を失った「アフィリカー」と化し、テラ全土でとめどなく犯罪が増加していた。しかもアフィリカーの地下組織は現政権を打倒すべくクーデターを計画していた!!
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衝撃の「アフィリー」サイクルがスタートです。前サイクルで無敵の太陽系帝国が崩壊したのがショックでしたが、本サイクルではローダンは故郷テラすら失ってしまうのです。今後50冊はローダン読者が全く新しい地平へ連れて行かれることになりそうです。
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★おまけ
あらすじネタバレ版はこちらへ。
■ペリー・ローダンへの道
http://homepage2.nifty.com/archduke/PRSindex.htm
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