感想:アニメ「TO(トゥー)」第1話「楕円軌道」


 アニメ「TO(トゥー)」の感想です。

■公式サイト
http://mv.avex.jp/to/index.html

 BSデジタル放送・BS−TBSでの視聴です。

第1話 楕円軌道


■あらすじ

 宇宙ステーション「ミッドナイトバズーカ」に宇宙船「フライング・ダッチマン」が寄港した。フライング・ダッチマンはアルファ・ケンタウりから15年かけて「液化プロトン」を輸送してきた。ステーションの艦長ダン(声:大塚明夫)とダッチマンの船長マリア(声:朴ロ美)にはある因縁があった。やがてステーションにテロリストが侵入し、液化プロトンを月の基地に打ち込もうとするが、ダンたちの活躍で制圧された。マリアは再びアルファ・ケンタウリへ旅だった。


■感想

 星野之宣氏のSF漫画『2001夜物語』が原作のアニメ、だそうですが、原作は未読。あとタイトルの意味も全く不明。「良く解らないけどせっかく地上波より先に見れるなら見てやるか」という気持ちで視聴しました。

 マリアとダンの関係って二人が顔を合わせた瞬間に解りましたよ。15年ぶりという設定の時点でSFを多少知っている人ならすぐ感づく筈。最後までもったいぶって引っ張るので「シックスセンス」並にイライラしました。というかシナリオが全体にタルいと感じました。

 3DライブCGとやらですが、人を描くのには今の技術では厳しいです・・・、ホントにぎこちないんだもん。なんというか「キャプテンスカーレット」とかのスーパーマリオネーションを思い出しました。しかし、テロリストの装甲宇宙服が動いているシーンは違和感なし。やはりロボットとかそういうのに専門に使うべきじゃないかな(ゲームのファイナルファンタジーとかはこんな感じの人間描写なのかしら)。

 まあ、悪くは無いけど、大してよくも無かったです。金払っては見たくないかな。


★蛇足

 最後のオタクたちの「Toサイコー!」とかいうシーンに辟易。