感想:ドラマ「刑事コロンボ」『第三の終章』(1973-74年)


 ドラマ「刑事コロンボ」の感想です。

■NHK海外ドラマホームページ・刑事コロンボ
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/columbo/

 NHK−BSハイビジョンでの視聴です。

「第三の終章」  PUBLISH OR PERISH


■あらすじ

 出版社社長ライリー・グリーンリーフ(ジャック・キャシディ)は、自分が育てた人気作家アラン・マロリーが、契約切れを機会に他社に移ろうとしている事を知る。マロリーの決心が変えられないと知ったグリーンリーフは、マロリーにかけた生命保険を得るため、爆弾マニアのエディ・ケーンを巧みに使ってマロリーを殺害させる。さらにグリーンリーフはエディを殺害し、全ての証拠を消し去った筈だったが・・・

■感想

 放映時間は1時間15分。

 ノベライズ版は読んでいますが、映像そのものは初見かな。

 今ひとつピンと来ない作品。グリーンリーフの仕掛けた「エディが書いた原稿」云々のトリックがイマイチ直感的に解り辛いし、結末も「あれ、それだけ?」というあっさり風味。小説版だともう少し面白かった気がするのですが・・・


★蛇足

 マロリー役、俳優名が「ミッキー・スピレーン」だったのでまさかと思いましたが、本当にあのハードボイルド作家が出ていたんですね。