感想:アニメ(新番組)「世紀末オカルト学院」第1話「マヤの予言」


 アニメ「世紀末オカルト学院」の感想です

世紀末オカルト学院
http://www.occult-gakuin.jp/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。


■概要

 A-1 Pictures の「アニメノチカラ」第3弾。明るいオカルト物。オカルト雑誌の老舗「ムー」が監修している。


■キャスト
神代マヤ:日笠陽子
内田文明:水島大宙
中川美風:茅原実里
黒木亜美:高垣彩陽
成瀬こずえ:花澤香菜
JK:子安武人
スマイル:高橋広樹
川島千尋:小林ゆう
子供文明:矢作紗友里
神代純一郎:矢島正明

第1話 『Episode.01 マヤの予言 MAYA's Prophesy』


■あらすじ

 1999年7月。神代マヤ(くましろ・まや)(声:日笠陽子)は、長野県松代の皆神山にある「私立ヴァルトシュタイン学院」、通称「オカルト学院」を訪れた。彼女は学院の理事長だった亡き父の葬儀に参列するためにやって来たのだった。しかし葬儀で理事長の残したカセットテープを再生したところ、その中には誤って悪霊を呼び出す呪文が録音されており、悪霊は理事長の体に取り付いて暴れ始めた。マヤは父の死体の首を斧で斬り飛ばし、悪霊を退散させた。一息ついたマヤだったが、空中から光と共に全裸の男が降下してくるシーンを目撃する。


■感想

 私が25年来愛読しているオカルト雑誌の老舗「ムー」が監修しているという事で、興味津々の作品でしたが、第1話を見る限り(ムー云々はともかくとして)なかなか好感触です。

 麻生我等氏が原案のキツ目の美少女キャラを主人公にしてビジュアル面で引き付けておいて、「オカルト」といううさんくさいテーマに抵抗感無く入り込めるようにしています。また、内容も、悪霊が死体や人間に取り付いてメインキャラたちに襲いかかってくるなど、アクション要素を満載してテンポ良く進めたので退屈する事無く視聴できました。

 ただ、今のところは、「オカルト物」アニメというより、「美少女ハンターのゾンビ退治物」とかそんな感じのアニメで、オカルトを前面に押し出していないのがやや微妙なところですが、今後はそっちの方面に進んでくれるのでしょうか。

 あんまりオカルトオカルトしたアニメでは有りませんが「学校の怪談」とかそういう感じの作品になるのかな? やや先が見通せませんが、そんな細かい事はともかく、今後の展開に期待大ですよ。


★蛇足1

 麻生我等氏も一昔前はただの売れないエロ漫画家だったのに、「精霊の守り人」のキャラを担当してからはメジャーになりましたかね?


★蛇足2

 この手のうさんくさい作品のナレーションに、UFO特番のナレーションでもおなじみの大ベテラン「矢島正明」氏を起用とは、矢追純一特番にはまった人間としてはニヤリとしますな。