アニメ「バクマン。」の感想です
NHK教育での視聴です。
■概要
週刊少年ジャンプの同名漫画(原作:大場つぐみ 作画:小畑健)のアニメ化作品。
■キャスト
真城最高 阿部敦
高木秋人 日野聡
亜豆美保 早見沙織
見吉香耶 矢作紗友里
第1話 夢と現実
■あらすじ
中学三年生の真城最高(ましろ・もりたか)(声:阿部敦)は、早くも人生を達観してしまい、夢も希望も無いまま淡々と生きていた。ある日、学年で成績トップの高木秋人(声:日野聡)が、最高に「自分が原作、最高が作画で漫画家となろう」と持ちかけるが、最高はあっさりそれを断る。最高には漫画家の叔父がいたが、一作はヒットさせアニメ化までこぎつけたものの、以後鳴かず飛ばずとなり、その挙句3年前に亡くなっていた。漫画業界の厳しさを知る最高には秋人の言う事は夢物語にしか思えなかった。
ところがその夜、秋人は最高が密かに好きなクラスメートの亜豆美保(声:早見沙織)に告白すると言い出す。しかしその告白というのは「二人で漫画家になる」と打ち明けるという物だった。実は美保は声優を目指しており既に具体的に活動を始めていた。最高は、興奮のあまり、自分たちの漫画がアニメ化された暁には声優として起用するので、そのあと結婚して欲しい、と言ってしまう。美保はそれを了承し、最高は(秋人抜きでも)漫画家になる事を決意する。
■感想
「デスノート」をヒットさせたコンビの作品。週刊少年ジャンプで第1話を読んだときは「叔父さんは売れなくなって最後には野垂れ死に」みたいな陰気くさい話だったので、あっさり見放して以後スルーしてしまいましたが、アニメ化を契機に再挑戦する事にしました。
まあ、正直、グイングイン引きこまれるというものでもなく、「まっ、こんなもんですかね」という感想です。つまらなくは無いけど熱狂するほどでもなし、というところ。今後の漫画業界の内輪話で盛り上がっていけるかも、というところですかね。
それにしても・・・、「デスノートじゃないから」「ドラゴンボールやワンピースには勝てない」という具体的な作品名、本屋に置いてある「ヒカルの碁」、最高の部屋に置いてあった明らかにドラゴンボールの背表紙、等、「えっ・・・、こんなのNHKで放送しちゃっていいの?」と度肝を抜かれる描写の数々に驚きの連続。凄いね、こりゃ。次回以降、最高たちが「週刊少年ジャンプ」に持込をかけたらどうしようかとドキドキしています。
★おまけ
作品内の漫画を「大場つぐみ」本人が描いているみたいで、ちょっと笑った。ところで大場つぐみの別名ってもう公式に明らかにされているのでしたっけ? それともみんなで「あの人に間違い無いよね」とか指摘しているだけ?