感想:映画「アイランド」(2005年:米)


 10/31(日)に地上波放送した映画。


■概要

 近未来を舞台にしたSFアクション。監督は「パール・ハーバー」とか「アルマゲドン」とか「トランスフォーマー」シリーズとかのマイケル・ベイ


■あらすじ

 2019年。地上の大半は環境汚染で住めなくなり、生き残った僅かな人々は閉鎖された施設で徹底的に管理された生活を送っていた。彼らの希望は、唯一汚染を免れたという楽園の様な場所「アイランド」に移住する事。施設では毎日の様に「アイランド」行きを決める抽選が実施されていた。施設で暮らすリンカーン・6・エコー(ユアン・マクレガー)は、ある日、アイランドに行った筈の人間が殺される場面を目撃、自分たちを取り巻く世界が全て偽りである事を知ってしまう・・・


■感想

 一発ネタで作られたSFアクション物。近未来を表現するためか、ほぼ現代の光景に「反重力?で高層ビルの合間を飛ぶ列車」とか「ジェット噴射で飛ぶオートバイ」とかがひょっこり紛れ込んでおり、その安っぽさに苦笑してしまいました。

 カーチェイスのシーンは物凄い迫力で、高速道路の上を「鉄道の車輪と車軸」がゴロンゴロン転がっていって、車がそれにぶつかって吹っ飛んでいくシーンは「えー、本物の映像、それともやっぱりCG?」と目を見張ってしまうほどでした。

 しかし、全体にお話に安っぽい雰囲気が漂い、B級アクションという評価がピッタリの内容。うーむ、ユアン・マクレガーはこの話のどこが気にいってこの映画を受けたのだろう・・・、折角スター・ウォーズとかで世界的な有名人になったのに、これもんに出なきゃいけない理由でも有ったのかしらん。