■サイエンスZERO
http://www.nhk.or.jp/zero/>今、全国で歌声合成ソフトによる音楽が大ブーム、国内ヒットチャートで1位を獲得するアルバムまで出ている。
>歌声合成の最新技術から、人間にとって歌とは何かという究極の問いに迫る。
今回のテーマは「ボーカロイド」を呼び水にした音声合成技術ネタ。
まずは初音ミクのコンサートシーンで入り、続いて、コミケでボーカロイドの曲を売っているよとか、ボーカロイドの曲がカラオケで大ヒットしているよ、という定番の背景設定。 続いてボーカロイドの開発者インタビュー。ボーカロイドとはどういう技術?というところをさらさらっと解説。「あ」とか「い」とか個々の言葉を単純につなぐのではなく「その間の言葉」も用意してつないでいくとか云々。
さらに、音声合成ソフト(ノット ボーカロイド)と比較して「人間の歌い方とは」とかも分析し、こぶしを効かせた歌い方をソフトに歌わせる研究とか、安めぐみの声をサンプリングして、そこから「本人が歌ったかのように歌を合成」とかのとんでも技術ネタまで。
最後は「今後既になくなった人に最新の曲を歌わせたら、権利とかどうなる?」とか「本人が知らないうちに、合成ソフトが勝手に喋っていたら?」とかの問題提起で締めでした。
オタッキーなタイトルで興味をそそりましたが、中身は真面目でしたね。