感想:特撮「仮面ライダーOOO(オーズ)」第30話「王とパンダと炎の記憶」


 特撮「仮面ライダーOOO(オーズ)」の感想です。

■公式サイト(テレビ朝日版)
http://www.tv-asahi.co.jp/ooo/

 地上波・テレビ朝日系での視聴です。

第30話 王とパンダと炎の記憶


■あらすじ

 映司はアンクをつれて一旦退却した。映司はアンクの回復のため、伊達からセルメダルを借りる代わりに、アンクに過去を説明させる。

 800年前、ヨーロッパのある王が、世界を支配するため、まず様々な生物の力を持つグリードを創造させ、さらにそのグリードの力を使うオーズとなって、神の様な存在になろうとした。そしてアンクは同じ目的のため、王に従っていた。しかし王はメダルの取り込みすぎで暴走して自滅し、他のグリードもその時封印された。アンクは王から自分のコアメダルを取り出そうとして右手だけを飛ばすが、一緒に封印されてしまった。アンクの残った体はメダルに戻らないまま別所で封印されていたが、それを鴻上が発見し、コアメダルを抜いてみたところ生き返ったのだった。

 本体側はヤミーは作れるが記憶を持たず、右腕は記憶はあるがヤミーが作れない。それぞれ不完全な両者が融合すれば、精神の強い方が生き残るはず。そしてカザリは記憶を持たない本体アンクを巧みに丸め込んで仲間にしてしまった。

 オーズとバースはシャチパンダヤミーを倒した。

 ドクター真木は過去を思い出していた。優しかった姉が結婚して自分を見捨てようとしたため、真木は姉を焼き殺した。人形は姉の形見だった。真木はカザリ側につくことを決意し、研究所を破壊してしまった。


今回のゲスト怪人=シャチパンダヤミー


■感想

 ふっはー、期待通り、中身みっちりでかつ動きの激しい回でした。ついにグリード関連の諸々の秘密が明かされ、ドクターは裏切り、本体アンクはカザリの仲間になり、と中身を目一杯詰め込んでいましたね。そうかぁ、過去の回想シーンでグリードが四体しかいなかったのはちゃんと理由があったんですねぇ。それにしてもやはり回想シーンでもアンクのデザインがイマイチすぎる・・・、まあ本体があんまりカッコよかったら右腕の存在感が薄くなる、からかもしれませんけどね。

 ラスト、研究所を引き払って逃げてくるカンドロイドたちが例の「終末の絵」をきっちり運んできているのには笑ってしまった。

 予告編では鴻上が「紫のグリード」がどうたら言っていましたよ。もう恐竜メダル登場?


★オーズのコアメダル所有状況

開始時
・タカ×2、クジャクX1、コンドルX1
・バッタX1
・トラ×1
・ゴリラX1
・シャチX1、ウナギX1、タコX1

終了時
 変化なし